犬も歩けば棒に当たる
バスに乗れば何かが起きる
というか
些細なことでも気になってしまう。
久しぶりに
アノ運転手さんにあたる。
相変わらず
ずーっと何か喋っているが
今回の内容は
通路をあけるために
荷物を前に抱えてとか
立っている人は空いている席が
あるから座ってとか
手すりは身体を抱えるように持ってとか
降車時にはあらかじめ現金やICカードを
バッグや財布から出しておいてとか
円滑で安全な運行のために
言っているんだろうけど
客の一挙手一投足に
文句を言い続けているともいえて
車内にストレスが
増大していくのを感じる
(僕だけ?)
何だか
注意の形を借りた支配
のようだなあ…
余談だけど、バスも電車も
広告が全然出ていない
(あっても自社広告ばかり)
みんなスマホ見てるもんね
人は所詮
そんな注意なんか聞いてないから
言ってもしょうがないのに
言っておいた
ということで責任が
回避できることもあるのかないのか
言った、ではなく文字になっているものも
誰に対してアピールしてるんだろ?
というもの、ありますよね。
これ、駅の階段に
貼り付けられていたもの
これ見てさあ
自転車の盗難に注意しなくちゃ!
って鍵をかけに戻る人や
特殊詐欺には気をつけるぞ〜!
と気を引き締める人が
いたらお目にかかってみたい。
まあ、路上喫煙禁止、は
もしかしたら効果がある
のかもしれないが
おかしな注意書きって
ほんといらね〜よね
一方で
家の中には注意書きが
全然ありません。
漆喰の壁に
手を触れないでください
とか
扉に
開けたら閉めてください
とか
窓に
開けたままにしておくと
虫が入ってくることがあります
とか
書いてあったら嫌だよねえ!
しかし
昨今のお施主さんは
言ってあげないとトンデモな
ことをしかねないので
ベタベタ注意書きを
貼るのではなくて
やっぱり住まいにも
取扱説明書が必要なのかな
と思っています。
説明書といっても
注意書きばっかりじゃ
つまらないから
涼しく過ごすための工夫
暖かく過ごすための工夫
中間期の過ごし方
なんて話から
お掃除の方法
庭木のお手入れなど
なんだか楽しそうじゃないか…
引き渡し書類というと
住設機器の説明書を
どさっと渡しておしまい
というケースが
多いかもしれませんが
それって
機器の説明書であって
住まいの説明書ではないよね〜
(AIちゃんに描いてもらったら
謎の言語・謎の機器が爆誕した)
もちろん注意事項は
ちゃんと説明している
ことでしょうけれど
聞いただけのことなんか
所詮忘れてしまうので
ある意味防衛も兼ねながら
お客さんに有用かつ
楽しい暮らしのための
住まいの取扱説明書を
渡すのは
もはや工務店の義務だ!
賛同してくださる方は
一緒に取説作ってみませんか?