毎日新聞デジタルにこんな記事が

持ち家と賃貸どっちが賢い選択か 専門家は「結論は出ている」
まあ、結論、わかっているようで
気になりますよね。
世の中の反応もそうなのか?
サイトについてるアクセスランキングも
昨日の1位↓
(同記事のスクリーンショットです)
詳しい内容は
リンク先を読んでいただくとして
気になったフレーズを
持ち家とは「自分自身を顧客にしたとても確実性の高い賃貸事業」
これを読んだ時、僕は
ゲェ〜〜〜
という心境になりました。
そもそも「どっちが賢い選択か」
という記事の見出し自体
結構アレな感じはするんですが
住まいは損得だけで決めるもんじゃ
ないでしょ!
という思いがありますし
そもそも、建っている土地が
違う時点で比較が極めて困難で
持ち家同士を含めても
どっちがいい悪いなんてナンセンス
(まあ、最近は断熱して光熱費が
お得みたいな言説も
多いけどさ)
何を得たいか
何を成したいか
何は背負いたくないか
そういうことで
決めるんじゃないのかな〜
なんて思うわけですが
通常の工務店は
持ち家が増えてくれないと
商売上がったりですから
とにかく「持ち家が得」という
言説は支持されるんでしょうね。
家には資産、機能、情緒の三つの価値があると考えます。持ち家・賃貸論争では、「どっちがトクか?」という資産面に議論が偏っている印象を受けます。
なんていう記載もあって、そうだよね
と思うんだけど、この記事自体も資産面しか
ほぼ語っていない。
記事の著者さんは
住宅畑を歩んできた人だからか
業界が喜ぶ結論になっていて
究極的には
「持ち家が必要と感じているなら、それがあなたの買い時です」
ま、確かにそうだとは思います。
とにかく住宅取得のモチベーションを
あげていかないと、ね…
一方で同じ毎日新聞の本日付の書評

『2030年-2040年 日本の土地と住宅』
について
松澤千絵さんの著書に対して
藻谷浩介さんの書評です。
有料記事途中までしか読めませんが
新聞本誌には全部出ています。
気になった内容としては
「もっと値上がりする前に」と家を買いに走ってしまいそうな若い世代に、「急がずともOK。東京でも近い将来、大量の中古住宅が市場に出て来ますよ」という前向きなメッセージを示すことも、大きな目的になっなっている。
家を欲しい人は、人生を懸けて大枚をはたく前に、その何万分の1の値段でこの本買って、よく研究する方がいい。
おや、これはさっきの言説とは
全然違うなあ〜
工務店としては
こういう話が流行るのは
面白くない、という人も
いるかもしれませんね。
しかし、どちらも受け止めて
それでも仕事をしていかないと行けない。
と、土曜の朝からヘビーな話に
なってしまいましたけど
家を買いたい、という客が来るのを待ち
その客に何が得だのなんだのという
のではなく
家が欲しいと思わせる
ということをやっていくのが
明るい未来につながるんじゃないかな〜
それは補助金が出るとか
そういう短絡的な動機じゃなくて
自分の生活をどうデザインするか
そういう背中を押してくれる
工務店を目指せ!
ってことだと思って
そんな活動を支援しています。
ま、綺麗事だけどさ
今が買い時とか何がお得とかだけ言ってるとこなんて
魅力的じゃないじゃない