日曜恒例メシの話。
栗を買ってきました。
栗、調理や食べるのちょっとめんどくさいけど、好きだな〜。

(栗の写真を載せるつもりが、つい猫寄りになってしまった)
これまで、家の庭に栗の木を植えたり、栗の実を蒔いたり(というか埋めたり)しているんだけど、なぜかまったく定着しません。
栗はブナ科です。
うちの庭には、ブナ科の木だと、コナラとアラカシとクヌギがあります。
これらはみんな定着して、実もなって、実生でまた勝手に生えてきています。
園芸品種の栗と、そこらへんに生えていた木から拾った野生の、強さの違いかなあ?

庭のブナ科の植物は、もともと、二十年以上前に種を拾ってきたものです。
OMソーラーの「地球のたまご」計画のとき、先般お亡くなりになった田瀬理夫さんと浜名湖界隈の山野や寺社を歩いて、一緒に拾い集めました。
なぜ、山野や寺社なのか?
公園などにあるものは、近年、造園業の人が植えたものが多くて、どこから仕入れてきた木なのかがわからない。
一方、神社などにあるものは、古くからその地域にある木だ、と。
だから、在来種を集めるのなら、そういう木から、と。
コナラやアラカシは、昔からこの地域にありそうな木がたくさんありました。
しかし、クヌギは、公園に生えているようなものしか見つかりませんでした。
田瀬さんは、そういう木からは種をもらおうとしませんでした。
公園で拾ったクヌギは、地球のたまごには居場所がなくて、ぼくんちに植えられることになりました。
まあ、これも強いのか、栗と違って、定着していますけど。
もともと地元にいたクヌギが公園にいたのかな。
樹種へのこだわりがある人はいても、庭木の場合、その出自まで、というと、なかなか少ないんじゃないでしょうか。
建物に使う木材の場合は、樹種だけでなく、地元かどうか、にこだわる工務店さんは結構います。
その地域で育った木で家を建てる。地域経済としても、望ましい話です。地域の気候に合うはずだ、という話もあります。
でもだったら、庭木だって、もっとそうじゃないのかなあ? いやむしろ、庭木は生きている状態なんだから、なおのこと。
とはいえ、実際のところは、地元の木かどうかは関係なく、その木の持つ「スペック」で決める、というのが多いでしょう。
木材なら値段とか強度とか、庭木なら値段とか樹形とか。
まあ、それはそれで合理的ではあるけれど、「地元」にこだわる理由をちゃんと考えていかないと、「地元」の工務店に頼む理由、の説得力も薄れちゃうんじゃないかな〜、なんて危惧してみたりしています。

