首相がPHPの話をしてビックリ。そのぐらいヤバい話。

10月21日夜、首相がPHPの重大な脆弱性についてXで注意喚起をしました。WordPressで運営しているサイトは対象になりえます。お取引中のサイトの確認状況と、古いサイトの扱いなどについて。


今日は別のことを書きかけてたんだけど、緊急でブログの話題を差し替え。

なんとびっくり、高市首相が、PHPの脆弱性についてXにポストしています。

今回の脆弱性は、重大なものとされています。エンジニアだけでなく、経営者層にも伝わってほしい話です。
ですから、首相が伝える、というのは良かったかもしれない。
(まあ、Xで言ったから伝えた、ということが、政治的発信に使われるのは、僕は良くないと思うけど…なんてことは、今書くべきじゃないか。今回は良かったと思います。誰がアドバイスしたんだろうね)


さて、PHPってなんだ? という方も多いでしょうし、ウチは関係ないかな〜という方も多いでしょう。

ですが、WordPressを使っていれば、対象になりえます。
WordPress自体が、PHPというプログラム言語で作られています。

だから、WordPressで自社サイトを運営している会社さんは、基本的に、この話の対象です。


と言われても…というのが本音でしょう。

まず、安心していただきたいのは、今月の時点でお取引のあるクライアントさん。
一通りチェックしました。

僕がお手伝いさせていただいたサイトは、確認できた範囲では、全部対策済みです。

けれど、脆弱性を修正してもらえない、古いバージョンのPHPを使っているサイトは、危ないままです。
同じサーバーに入っている過去のサイトなどで、一部そういうものがあったりしますので、これは個別に連絡します。

最新のサイトだけ対策してあってもダメなんです。古いやつが攻撃されたら同じことです。

この機会に、古いのは消すなりちゃんと移行するなり、した方が良さそうですね。

ちなみに、お取引中のクライアントさんのサイトは、バックアップと復元の体制も整えてあります。
(ただ、いざ本番の時に、ちゃんとできるのか自信はありません)
(あと、対象はwebサイトだけです。eメールは含みません。念の為)

過去に制作させていただいたけど、今は管理費などいただいていない方…の分は、現時点では未チェックです。
ただ、ホスティング事業者(エックスサーバーとかさくらインターネットとか)が対応を進めているので、そのまんまでも大丈夫、な場合もあると思われます。

作ったのが数年前で、保守契約もしていない場合、やばいかもしれません。

過去のサイトは納品時のデータが残っていたり、残っていなかったり、です。
(新しめのものは残っています)

万一何かあっても、そこまでは復元可能かとは思います。
(その場合、復元のための費用は頂戴します、悪しからず)


さて、僕のクライアントが借りているホスティング事業者は、だいたい、エックスサーバーかさくらインターネットです。

この二社の対応の違いが、なかなか興味深かったです。
(両者とも、徹夜で対応してくれているみたいで…ご苦労様です)

僕の環境で見ている限り、エックスサーバーは「大騒ぎ型」。
どんどんアナウンスを出して、いろんなサービスを停止しています。
サーバーのコントロールパネルにも入れない状態です。
(SSHが使えればPHPバージョンの確認などはできます)

さくらインターネットは「日常の延長型」
なんかメンテナンスがありますけど〜みたいなアナウンスを出して、一部のサービスだけを切り離したりしています。
騒ぐとみんな不安になるから、ってことなのかなあ?

有事の際に、どっちのスタイルがいいのか。
今回のことに、まだ結論は出せませんが、なんか、いい教訓になりそうです。


というわけで、いつにも増して、何のこっちゃ、という話に見えたかもしれませんが、昨今の情報漏洩の多さといい、ほんと、世知辛いなあ…
webサイトも、昔ながらの静的HTMLだけにしちゃうのがいいかもしれない(特に、全然更新しないところなんかは)