スマホがけたたましく
音を立てて目を覚ましました。
津波注意報です。
千葉から沖縄にかけての
太平洋沿岸で
注意報の段階では1mの津波が
予想されていました。
八丈島で40cmの津波が
観測されたとのこと。
フィリピンのミンダナオ島
付近が震源地とのことですが
日本の報道は津波ばかりで
現地のことがほとんど報じられていませんね…
(日本人の被害はありません的なのはあったけど)
こちら、東日本大震災で被災した
宮城県名取市閖上地区。
この光景を見ているので津波というと
ものすごい破壊力が刷り込まれています。
東日本大震災では20mを超すような
津波があったとされています。
40cmというと大したことないように
見えてしまうかもしれませんが
40cmの津波の中では人は歩くことは
かなり難しいようですし、車が浮いたりと
もう避難できる状態ではありません。
住宅だって状況によっては
床上浸水してしまいますね。
津波被害の少ないところに暮らす
というのが従来のやり方でしたが
近年は防潮堤だったり
住宅そのものの水密性や構造によって
津波に耐えようとしたりもします。
どっちが正しいか、なんてことは
一概に決められませんし
両方で対応できればいいんでしょうけど
生業だとか予算だとそんな関係で
全てを満たせないのが世の常…
予算といえば
(と、我ながら無理やりつなげたなあ)
「子育てエコホーム支援事業」
こちらは、土砂災害警戒区域または
浸水想定区域かつ、市街化調整区域の場合
補助金額が半分になります。
通常なら新築で100万円の補助であっても
上記の条件に該当する場合は50万円です。
市街化調整区域も、
土砂災害警戒区域や浸水想定区域も
行政としては「家を建ててほしくない場所」
ですから、こうやって政策誘導するのは
わからなくもありませんが
前身の「こどもエコ住まい支援事業」では
そういった要件はありませんでした。
(両方とも土砂災害特別警戒区域
の場合は対象外です)
前にも書きましたが
子育て世代を優遇したり
住む場所によって差をつけたり
やっぱり公平じゃないな〜。
ともあれ、この事業は
調整区域かつ
土砂災害警戒区域や浸水想定区域の場合
補助額が半分になってしまいます。
該当場所での建築は
そうそうないかもしれませんが
100万円もらえるつもりでいたら
50万円だった! ということのないよう
ご注意くださいね。