福島県でのシェア型本屋を応援しています

元工務店経営者がはじめた福島のシェア型書店を応援しています。


本日で東日本大震災から13年
当時とても目についた言葉が

想定外
というやつです。

想定していなかった
つまり起こるとも思っていなかった

だからその結果の
責任も取りません

というようなニュアンスの言葉

東日本大震災に限らず
様々な事故・災害で
このようなことが起こります。

この言葉は係争になると
予見可能性
という言葉で表現されます。

何かが起こることが予見(予測)できたか。

福島第一原発事故では

原発が津波に襲われることが
予見できたか

ということが焦点になりました。

予見できなかったので
その後の結果に対する
注意義務違反もなかった

というのが東京電力の主張です。

ここではそのことを
評するつもりはありませんが

それでも原発事故というのは
あまりにも特殊であり
我々は無力だなと改めて感じます。

震災後、福島を訪れた時に
他の県ではすでに
片付けられていた瓦礫類が

「放射線を帯びている」ということで
片付ける目処も立たずに
民家の片隅に放置されている

そんな事実を見て
改めて、とんでもないことが
起こってしまったと思ったものです。

あれから13年

原発事故のことは
今日ぐらいしか思い出さない日に
なってしまっているのでは?
(僕も含めて)

そんな折
前職でお付き合いのあった
福島県田村市の吉田正之さんが

現在、シェア型本屋の
クラウドファンディングを
はじめました。

「シェア型本屋」の棚主で互いの発信力を鍛える場を一緒につくりたい!

吉田さんは震災当時
工務店を営んでいました。

色々あって、今はシェア型本屋で
地域の課題に挑戦しています。

これも、当時
予見できた話ではないでしょう。

でも、だからといって
新しい挑戦をしない言い訳にはならない。

僕も一度やってみたかった
シェア型本屋の棚主

いい機会だったので
クラウドファンディングに
参加させていただきました。

お店に置く本を選書しています。

うーん、「何系」の人か
わかりませんね。
もうちょっと楽しんで選んでみます。

かくいう僕は
1年前に、開業しているなんて
思ってもいなかったので
これもまた予見不能…?

こんな予見(不)可能性は
工務店の皆さんの参考には
ならないかもしれませんが

自分の地域をどう良くしていくか
という点において
共通する使命があるはずで

応援いただければ幸いです。