手に触れるところはとっても大事

弘法は筆を選ばず、というのは、役割を果たせばなんでもいい、という意味ではないし、毎日触れるものはちゃんとしていて欲しいな〜


日曜恒例は飯のブログ…
に先立って緊急事態!

がちゃーん!
土鍋の蓋を割っちまいました。

継ぐかなあ、と思ったけど
思いのほか細く割れている…

我が家には炊飯器がないので
米は鍋で炊くしかないのですが

においうつりとかもあるし
できれば米は専用の鍋がいいなあ。

というわけで、ジャン!

ストウブの
ラ ココット de GOHAN

全身でおフランスを
アピールしているくせに
GOHAN(ごはん)

お米炊き用のアイテムです。

でもストウブの
マルチリンガル説明書には
日本語がない…

日本はあんまり
重要な輸出国じゃないのかなあ?
(別途、日本語説明書が付いてます)

さて早速、メシを炊いてみますと

同じ米なのに
今まで使っていた
土鍋とまるっきり違う。

従来はそこそこ
さっぱりした感じに
炊き上がっていましたが

ストウブで炊くと
超もっちりもちもち

どっちがいいかは
好みの問題ですが

プロセスの違いで
こんなに結果が変わるのか〜
とびっくりしました。

前の土鍋は15年ぐらい
使っていたので
水加減も火加減も
すっかり身についていましたが

一旦リセットです。

弘法は筆を選ばず
なんていうけれど
そんなことないですよね。

いい道具でも
そうでない道具でも
なんとか結果には辿り着ける

でもいい道具だったり
慣れた道具だったなら
その速度が早かったり
間違いが少なかったり

そんなことなんだろうな〜

高価な道具ばかりがいいとは
思いませんけど

毎日使うもの
手に触れるものには
こだわりたいし

工務店の皆さんにも
こだわってもらいたい。

住まいで言ったら
やっぱり取手・手すりや
(手ではなく足だけど)
床板

そういったところは
やっぱりものすごく
大事なんだよな〜

工業製品が全部ダメ
ってことはないけど

細部にこだわれるのが
量産メーカーにない
小さいところならではの
強み
なんだから

自ら捨てちゃもったいないよ!