是々非々? 是是是是? 非非非非?

是々非々で…って、当たり前すぎるのでもうちょっと気の利いたこと言ってほしいなあ…内容は政治の話じゃないですが是々非々の話。


新内閣が発足
これに対して野党の党首の話は
是々非々っていう人が多い。

野党はなんでも反対
っていう批判をかわすためなんだろうけど

元々、どの野党だって
賛成する法案はたくさんあるんだから
是々非々、なんて当たり前です。

むしろ
それって何も言ってないのと
同じじゃないか…

維新もかつては是々非々って
言ってた気がするけど
是是是是になるのかな…?

是々非々とは
良いことは良いし悪いことは悪い
というすごく当たり前
の意味なんだけど

これを粋がって言わなきゃいけないほど
政治の世界がそうじゃないってことですよね。

家づくりの現場ではどうでしょうか。

お客さんの言うことを全部聞いたら
おかしな家になっちゃう可能性が高く

でももちろん要望なんだから
可能なところは取り入れる

つまり是々非々なわけですが
そんなこと、いちいち言いませんよね。

実際には予算と要望の兼ね合いで
やるかやらないかが決まることも多い

そして一番の是か非かは
実際に契約してもらえるかどうか

という具合に家づくりも
選択の連続なわけですが

いつも「是々非々」でいいのか?

人は二択だとかなり迷います。
AかBか、なかなか決められませんが
AかBかCか、になると
不思議と選びやすくなります。

和室を設けるか設けないか
よりも
和室を設ける・小上がりを設ける・和室なし
にしたら話が進む、みたいな。

是と非の間にもう一つ
保留とか第三の選択肢をおくことで
思考を停止せずに考えやすくなる

まあ、政治も仕事も
保留ばかりじゃ困るけど
AでもないBでもない
是でもない非でもない

そういう第三の道を示せるかどうか。

な〜んてことを
考えてしまいました。

なんて話も是々非々なんだろうな〜