外気温センサーの設置方法が気になって仕方ない

いろんな家を見せていただくと、外気温計に直射日光が当たっていることが結構あります。気になるなあ…


まだ、浜松を含む東海地区では梅雨明け宣言は出ていませんけど、今日は思いっきり晴れて、朝から暑いなあ…
予想最高気温は35℃。朝7時の時点ですでに29℃ぐらいあるようです。

温度を含めた気象観測をしているAmedas地点は全国に840地点くらいありますが、もちろん、Amedas地点以外でも気温って測られていますよね。

気象観測の場にあるような百葉箱。学校にもあったし。

百葉箱の中には温度センサー、湿度センサーなんかが入っています。
なんで百葉箱の中に入っているのでしょう?
それは、日射などによる外乱を防ぐため。

白い塗装は日射を反射させるためだし、鎧戸のようなつくりは、日射や風の影響を抑えつつ通気をさせる、という仕掛けです。


いろんなお家を見せてもらっていますが、SwitchBotのセンサーが置いてある家、増えたなあ、と感じます。

で、外気温センサー(防水温湿度計)が、こんな風についているケースがあります。

ここは南の窓。夏の日差しは高く、日中は軒に遮られて直射日光はあたらない、とはいえ、朝晩の太陽高度が低いときには、このセンサーに直接日があたります。
ついでにいうと、すだれも日射を受けて多少なりとも蓄熱しているので、その影響も受けるかもしれません。

こういう位置に温度センサーを設置すると、正しい値がとれません。
(まあ、安いセンサーだからどこまで正しいか、ってのはあるけれど、安いセンサーでも目安にはなります)
この例では、西側に緑が広がっていて、西日の影響はうけにくいのですが、午前中の東からの日射の影響で、最高気温が午前中に記録されてしまいがちです。

バルコニーの手すりにつけてあるケースも見受けます。この場合も日射の件は同様ですが、バルコニーの部材によっては、すだれ以上に蓄熱しているので、やはり影響をうけてしまいます。

じゃあどこに設置するのがいいか?

基本は、1日中、日が当たらないところ。できれば雨もあたらないところ。
そして、そばに、蓄熱体がないところ。

北側の軒下なんかがいいのですけど、この季節は、北側といっても、東西からかなり日射がありますから、やはり、そのまんまぶら下げておいたら、日射の影響を受けてしまいます。

(Switchbotの場合は、温湿度計とハブとのBluetooth通信が必要な場合もあって、位置が限られちゃう、という課題もあるのですが、それはまた別のお話)


それで、百葉箱の出番、なんだけど、たいていの家には百葉箱がないので、それっぽい場所を作って上げる必要があります。
「ミニ百葉箱」と検索すると、それっぽい製品も売られています。


↑これはAI生成画像

要するに「直達日射を避ける」「雨が直に当たらないように」「空気がこもらないように」する必要があるわけで…まさにパッシブ設計

せっかく、家もそういうふうに設計しているんだから(いや、そうでもない家も多いけど)、外部の温度センサーも、そうしてほしい。
でないと、「今日はやけに温度が高いなあ」みたいな日ばかりになっちゃいますよ。
(体感より、「見える」を信じちゃう人も増えてるし)