日曜恒例メシの話。
毎年漬けている梅干し、今年はやけにカビが出ます。
塩分は18%、そこそこ高めにしているけど、僕は容器の消毒だの何だのはやりませんし(木桶に焼酎なら多少は消毒の意味もあろうけど)、まあ、カビの胞子って、あちこちにあるんだな〜。
(空気中にもあるだろうし、梅の実自身にも、多分ある)
知人も、今年はカビる、って言っていたので、今年はカビの胞子が多いのか、湿度が高いのか?
6月の浜松の相対湿度の月平均値を見てみると
今年は82%。去年は78%。その前は79、81…
82%というのは、過去10年では一番高い値、らしいけど、まあ、そんなにはかわらないよな〜。
やっぱ、室内の環境の問題かな?
カビの発生条件は4つ、とよく言われます。
温度、湿度、栄養、酸素。
酸素は絶つのは難しいので、温度、湿度、栄養の3つ、といわれているケースも多いです。
よく温度25〜30℃、相対湿度60〜80%、なんて言われたりします。
実際にカビが利用するのは水蒸気ではなく、表面に存在する水分なので、極論をいえば相対湿度は関係ないはずです。
空気がカラカラに乾燥しているけど湿っている場所、というのがあれば、そこはカビのターゲットになりうるわけです。
たとえば、梅をつけている場合、梅酢があがってくれば、梅酢につかっているところはカビたことはありません。
ただ、上面、梅酢と空気の境目あたりは、カビることがあります。といってもいきなりカビるのではなくて、産膜酵母という、白い膜が貼ることがあります。名前のとおり、酵母菌由来です。
で、この膜がカビる、というわけ。
この膜部分は、温度、湿度、栄養が、そろっちゃうってことだな〜

食品と同様、住宅の場合、カビは大敵、とされています。
たとえば基礎断熱の床下がカビたりします。温度、湿度はわからんでもないけど、コンクリートは栄養にならないよなあ…
でも、ホコリなんかがどうしても付着しますから、それを栄養にして生えてきちゃうんですね。
そうなると、栄養を断つ、というのも難しいし、住宅のカビ対策というと、湿度を下げる、というのが一般的になってきたような気もします。
だから除湿しよう、なんて話は、僕はしません。
もちろん、夏は湿度が低いほうが一般的には快適だから、あの手この手で除湿したいのはわかります。
ただ、湿度が高くたって、窓を開けてふいてくる風が快適に感じることもあります。
(これ言うと、冷房負荷警察に叱られるけど)
たしかに、たとえば室内の空気を25℃、相対湿度50%に保ちたい、という目的があったら、窓開けは外乱で、目的に反する行為になります。
でもさあ、別に、温度・湿度を保つために人生があるわけじゃあないし。
雨でも窓を開けて、風がふいてきて気持ちいい、って感じられたらうれしいし。
窓を開けても風がないときや、いくらなんでも風があたたかすぎて気持ち悪い、ってことも、もちろんあります。
でも、だからこそ、そうではない風がふいたときは気持ちいいし。
そういうことが愉しめる家こそ、豊かなのかもしれない。
快適って、温湿度計の中にだけあるわけじゃないもんな〜。
