大暑・朝顔と緑のカーテン


二十四節気は今日から大暑
一年で一番暑くなるという時期です。

とはいえ、二十四節気は
旧暦ベースだから暑くなるのは8月だよね、と思いきや…

——–

地域をよくする工務店を
応援するネットワークの
佐塚です。

——–

観測史上の最高気温ランキングをみると

順位 都道府県 地点 観測日
1 静岡県 浜松 41.1 2020/8/17
1 埼玉県 熊谷 41.1 2018/7/23
3 岐阜県 美濃 41 2018/8/8
3 岐阜県 金山 41 2018/8/6
3 高知県 江川崎 41 2013/8/12
6 静岡県 天竜 40.9 2020/8/16
6 岐阜県 多治見 40.9 2007/8/16
8 新潟県 中条 40.8 2018/8/23
8 東京都 青梅 40.8 2018/7/23
8 山形県 山形 40.8 1933/7/25

なんと歴代1位タイの熊谷の記録は
7月23日。8位タイの青梅も7月23日。

10位以内で7月の記録は
このほか山形の7月25日。

やっぱり新暦の大暑あたりも
暑いんですね…

とはいえ、昨日の浜松は
湿度がとても低くて
窓を開けるといい風が入るので
僕はエアコンなしで過ごしていました。

やっぱり暑さは気温だけじゃ
ないよなあ…

さて、「住まいマガジンびお」の
二十四節気の連載は朝顔。

大暑・朝顔 - 祖父江ヒロコ / 佐塚昌則 | おひさまと二十四節気
アサガオ、小学生の頃に栽培しましたね〜。 僕らの頃は夏休みには家に持って帰っていたけど、自分の子の時代には、学校に置いたままで、親が学校まで水やり当番に行っていたような記憶があります(過保護だなあ)。 さて、そんなメジャーなアサガオ、植物と...

画・祖父江ヒロコ

僕はやったことはないですが
朝顔で緑のカーテンをやっている家も
ありますね。

夏の暑さを凌ぐのに一番いいのは
なんといっても窓の日射遮蔽です。

そのためか、最近は
南面も含めて遮熱ガラスを
使うケースが見られます。

南まで遮熱してしまうと
冬の日射取得を軽視してんな〜と
残念な気持ちになりますが…

でも、遮熱ガラスにしたところで
夏の日射熱がゼロになる
なんてことはありません。

特に夏の西日は軒・庇を出しても
防ぎにくいですから
やはり外側での遮蔽が重要です。

外付けブラインドが最強ですが
価格も高いし大きくは普及していません。

最近は窓が超〜小さいとか
シャッター閉まりっぱなしとかも
よく見ますけど。

少し手間はかかるけど
緑のカーテンは、状況によっては
日射を80%カットすると言います。

すだれが40%〜60%ぐらいですから
すだれよりも高性能(?)

ただ、そこまで遮蔽しようとすると
かなりの密度で生やさないといけません。

日本の朝顔だと密植しにくいので
西洋朝顔とかゴーヤーとかを
選ぶと良さそうです。

僕もかつてゴーヤーで緑のカーテンを
作っていましたが、しばらくやっていないので
またやってみようかな。

今年はもう間に合いません。
春ごろから準備が必要です。

時間はかかるし
片付けも面倒くさいし

でも、シャッターが閉まりっぱなしという
街並みになるより
個人的にはずっといいと思うなあ…

工務店としてはあまり売上に繋がらない話
ではありますが、こういう提案ができると
幅が広がるってもんじゃないでしょうか。