今更ながら書画カメラのススメ

コロナ禍を経て
Zoomミーティング・ウェビナーが
だいぶ一般的になりました。

コロナの5類移行もあって
対面で会える機会もほぼ制限が
なくなった感があります。

顔を合わせないとダメだよね
という意見もよく聞きますが

有料・無料のオンラインセミナーも
たくさんあって

今までなら出かけていかなかったような
セミナーにも接する機会ができて
それはそれでよかったですよね。

コロナ禍中にいくつか
オンラインの連続設計勉強会を
やりました。

図面の添削をするのに
どんなやり方がいいか
試行錯誤しました。

Zoom標準の画面共有で
PDFにハイライトを
(マウスで)書き込む

というのが簡単ではありますが
マウスでの線だとギクシャクします。

手書きでなんとかやりたいなと
液晶タブレットとか
iPadとか
色々試しました。

結局行き着いたのがこれ

書画カメラです。

カメラの下に図面(資料)を置いて
その紙に直接書き込む。

これをそのまま配信するのが
一番臨場感がありました。

Zoomで使う機会が減ったのですが
書画カメラには
本をスキャンするという機能もあります。

ページをめくっていくと
勝手に撮影してくれて
本が簡単にデジタル化できてしまう。

(いわゆる「自炊」みたいに
綺麗なものじゃないです。
読めればいいレベル)

事務所で使っていたのは
こちらです。

図面ではないですが
どんなふうに使えるのかの
参考動画はこちら

手の物語の設計用箋のサンプルに
建築家・秋山東一さんに
書いてみてもらった動画です。

やっぱり手書きがいいよね〜。
ちなみに、この紙、とても描きやすいので
ぜひお求めください。

手の物語用箋 オリジナル方眼紙
手の物語オリジナル 設計用箋

そんな書画カメラ
プライベートにも一つ欲しいな〜
なんて思っていたら
激安製品を見つけました。

今は6000円ぐらいですが
買った時は衝撃の999円。

定価3万円ぐらいの品が
999円。
レビューは星1。

なんかの間違いか、詐欺なのか。
まあ買ってみるか!

結果。

イマイチ。

安物買いの銭失いでした。

一応、なんとなく画面には映るし
写真も撮れます。


牧野植物図鑑を撮ってみた。まあ読めなくはない。

Zoomでも使えないことはないけど
小さい文字とかは読めないかも。

定価で買ったら大暴れだな…
まあまあ安くなっているので
とりあえず書画カメラが欲しいって人はどうぞ。

事務所で使っていた方の
書画カメラ(先に紹介した方)は
Zoomで使うには十分な解像度があるし

本を撮影した後、歪みなどを
自動的に補正してくれます。

このクラスのものを一つ持っておくと
使い勝手がいいですよ!