見慣れないものは警戒される?

我が家の近くを起点とする
段子川(だんずがわ)
という川があります。

普段はそんなに通らない
歩行者専用の小さな橋を
渡ろうとしたら

なんかある?

なんだこれ?

「河川ごみ」調査中
なんだそうです。

段子川は佐鳴湖で
新川に合流し
新川は浜名湖を経由して
海につながります。

この佐鳴湖かつて
全国の池沼で最も汚い
という不名誉な記録を持っていました。

段子川も、このあたりは
ご覧の通り

護岸も川底もコンクリートで
固めてしまっていますから
生物浄化なんか期待できないし

近年はだいぶ
改善されてきたとはいえ
それでごみの調査をしているのかな…?

と思いましたが
調査委託者は静岡県の
経済産業部 産業イノベーション推進課とな。
河川管理の部署じゃないんだ。

産業イノベーション推進課では
「マリンバイオプロジェクト」なるものに
取り組んでいるらしいので
その一環でしょうか。

うーん、よくわかんないけど
謎の物体の目的と設置者がわかって
なんとなく安心。

いつもの場所に
見慣れない何かがあると
人は警戒するもの
ですよね。

住宅の建設工事というのは
いつもの場所が
まるで変わってしまうことの
筆頭のようなもので

ご近所の皆さんは
楽しみよりも不安を抱くことも
あるかも
しれません。

着工前にご挨拶に伺って
工事看板も出しますから
どこの誰かわかんない、という
ケースは少ないかもしれないけど

せっかくだったら
工事看板とあわせて
会社のアピール看板を出したらどうでしょう。

足場が組まれたら
現場シートでアピールする会社は多いけど

足場が外れ、外観が見えてきて
いざアピール可能というときに

現場シートがなくなって
社名が目立っていないのはもったいない。

工事看板に併設して
会社の看板を建てている会社は
結構ありますから
目新しいことでもなんでもないですが

どういう思いで家を作ってます
という看板が
着工から竣工までずっとあったら
いいんじゃないでしょうか。

とにかく、現場は工務店にとって
最大の広告でもあるから
とことん活かして

警戒ではなく好感を
勝ち取ろうではないですか。

(と言いながら
いい現場看板のビジュアルが
用意できなかった…誰かやろうよ!)