「都市伝説」というやつがありますね。
ファストフードのハンバーガーが
実はミミズの肉だとか
そういうやつ。
これは根拠のない話(だと思う)で
だからなんだ、という
ものでしかありませんが
民間伝承、となると
ちょっと話が違います。
たとえば鬼門にトイレは避けるとか
南天を植えたらいい
なんてのは
鬼が来るから、といわれても
なかなか納得しづらいですが
日当たりが悪いとか
湿気がたまりやすいから
こういう「悪いもの」を「鬼」と
捉えていた、と考えれば
腑に落ちます。
逆柱がいけない、とされるのも
乾燥前の木材は
根本のほうが水分量が多いことや
下から上に水分移動することから
それに沿うように
(ではないかと勝手に想像していますが
裏はとっていません)
みたいに
ある程度科学的な裏付けが
あっての民間伝承って
なるほど〜、となりますよね。
先日バックアップのハードディスクが
ひとつ壊れまして。
他にもバックアップがあったから
事なきを得た…と思っていたら
ずいぶん前に消したファイルで
実は必要なものがあり
それがどうも壊れた方の
ハードディスクには
残っているかもしれない…
しかし、壊れたハードディスクは
カツンカツンと音を立てるばかりで
まったく認識しません。
こんなときには民間伝承の
凍らせる!
(良い子は真似しちゃいけません)
ハードディスクの壊れ方にも
いろいろありますが
冷やすことで
歪んだディスクが縮み
ヘッドとの距離が保てるようになって
認識しやすくなるんだとか…?
もちろん冷凍したディスクは
どうしたって結露してしまうから
電気的に破損する可能性があります。
なので、もう諦めたけど
もしかして…
というぐらいにしかおすすめできません。
僕はいろんなハードディスクを
とっかえひっかえつかうので
こういうむき出しのマウントを使っています。
よ〜く冷えたハードディスクを
おもむろにセット!
当たり前だけど
表面が結露してきてる…
うお〜! いっぱつ認識!
しかし変な音を立てていて
ファイルのコピーには
とても時間がかかります…
途中までコピーしたところで
認識しなくなったので
また冷凍庫へ…
時間がかかりますが
もしかしたら復旧できる、かな?
もう駄目だと思っていたものなので
駄目なら駄目でいいのですが
裏を返せば
もう壊れたから読めない
と思って廃棄したハードディスクも
誰かが冷凍庫に入れて
中身をみてしまうかもしれませんから
故障したハードディスクを廃棄するときは
信頼できる業者に依頼するか
ドリルで穴をあけるなどの物理破壊が
必要ですね。
なお、こんな方法ではなく
本当に必要なデータを救い出したい
という場合は専門の業者に依頼しますが
もちろんまずまず高額な費用がかかります。
とにかくバックアップをちゃんととっておくこと!