『さわやか』に学ぶオリジナル性


先日ハンバーグの王様
『さわやか』に
行きました。

静岡県外の人から
さわやかって
美味しいんでしょ?

と、よく聞かれます。

美味しいかどうかは
個人の感覚ですが
混んでいることは確か

さわやかの本社工場は
知る人ぞ知る袋井市宇刈にあって
全てをここから出荷するので

遠方では鮮度が保てない
ということで
出店は静岡県内だけ
通販もやっていない

そうなると東京の人などが
食べたがるので
県東部のお店が特に混んでいます。

とはいえ、浜松もまあまあ混んでいて
僕はよく行くわけではありませんが

先日、静岡県人5名
県外人5名 計10名で
2時間待って食べてきました。

さわやかでは
炭火で表面を焼いた
ハンバーグを

テーブルで店員さんが
切ってくれます。

それを熱々の鉄板の上で
ジュー!!って
押さえてくれて

ソースをかけてくれて

焼き上がりです♪

一緒に行った
静岡県民たちはこれを
「おさえないで!」
と店員さんに強く言い

表面だけを焼いた状態で
食べてました。

「これ、生じゃん!!」
と県外の人は驚かれてました

静岡の人でも
それぞれの食べ方や
こだわりがあります。

よく焼く人もいれば
焼かない人もいて

タバスコのみで食べたり
塩のみで食べたり
ソースで食べたり

「さわやか」が
不動の人気を誇るのは
この個々のオリジナル性も
ひとつです。

ハンバーグという
ひとつのメニューに
それぞれの食べ方がある

住宅を作るにしても
材料全てが完全にオリジナル
というわけには行きません。

既製品を一切使わない
家づくりも現実的ではありません。

特に補助金をもらおうとすると
登録済みの製品でないと
使えない…ということも多く

でも、その既製品に
ちょっとだけ手を加えると
ほかにないオリジナルのものが
出来上がります。

一から作ったものに比べれば
チープな面はあるけれど
それでも同じものが二つとない
その家だけのもの

既製品を、そのまんまお仕着せで
使うのではなくて

まだ仕上がっていない「半製品」と
考えて、自分で手を入れて仕上げる

それだけでグッといい感じになるので
なんでもお仕着せで使わずに
素材として考えるのがよい!

いじって使えば
メーカーはいい顔しないだろうし

「さわやか」も、生っぽいハンバーグを
食べられるのは嫌だったみたいだけど

もちろんそういうことは
自分の責任でやる!