houseとhomeはどう使い分けたらいいのか

ちょいと必要があって戸籍の
全部事項証明書(いわゆる戸籍謄本)を
とりました。

僕は自分の戸籍の筆頭者です。
同じ戸籍に、妻、子が二人
入っています。

すっげ〜余談ですが
僕の姓は

親は

「塚」の字が少し違います。
親の方は中に一本線があって
一画多い。

けど、幼少期からそんな風に
書いたことはなくて
戸籍上そんな文字になっているなんて
とんと知らなかった。

結婚して籍を作るときに
窓口の人から
「変えますか? いいですよ」的に
気楽に提案してもらって

実は結婚した時に
姓が変わっているのです。

という余談はさておき

戸籍って、僕が死んでも
筆頭者は僕のまま
なんですよね〜。

明治時代に定められ
日本国憲法施行まで残っていた
「家制度」

家族は戸主(家長)の命令に
従わなければいけない

戸主の同意がなければ
結婚することもできない

戸主が亡くなったら
大抵の場合は長男が
承継する

これらの制度は
なくなったはずですが

正直、何の役に立つか
よくわからない
「戸籍」は今も残っていて

筆頭者、というものが
存在しています。

これ、いるのかなあ?
いらないよね?

戦前の家制度について
僕は当然リアルタイムでは
知りませんが

見聞きする限りは
さぞ息苦しいというか
家が楽しくなさそう。

この場合の「家」というのは
物理的な建物を指すんじゃなくて

家族のことを
さしていたわけですよね。

今でも結婚や葬式は
「〇〇家」というような
看板が出ますし

まだ家制度は滅んでいない
というか
生活の根底に染み付いている感じ

「家族」が「家」だったら
「建物」は、なんと呼べばいいのでしょう?

やっぱり「住まい」かなあ?
「おうち」でもいいのかな?

英語でhouseとhomeの違い
なんてのも話題になりますが

houseは物理的な建物
homeは人が住む場所

という感じかな?

前にも書いた
愛着と耐久性のこと

愛着を持って暮らせる家こそ結果的に長持ちする家なのでは
日本の住宅の滅失住宅の 平均築後年数は30年前後。 よく「家の寿命」として 国際的にみても短いと言われますが これは物理的寿命ではありません。 家が長持ちするかどうかは どれだけ愛情を持って 住まいに接していくかに 尽きるのではないでしょう...


愛着がわいたら
houseがhomeに変わるのか?

最初からhomeを作ることが
できるのか?

近頃そんなことばっかり
考えています。

「ハウスメーカー」という呼び名が
あるから、作っているのは
houseなのかもしれないけど

社名には「ホーム」を冠している
方が多いような気もするなあ。

みなさんが作っているのは
house? それともhome?