アルコール消毒なんかしない

お酒を飲んでアルコール消毒、っていう人、ムカつくよね(あ、俺か…)


先週、梅干し用の梅を調達してきました。
その直後ぐらいから具合が悪くなり
またまた医療機関へGo

背中と胸が痛くて
そのうち咳が出るように…
ヤバい病気かな…

カビが引き起こす疾患も
あるというしな…

などと思いの丈を
お医者さんに伝えましたけど
ほぼスルーされて

いわゆる風邪ですね

と…

青森に数日間行ってきましたが
同じように戻った後
体調を崩した人が結構いたみたい。
みなさまお大事に…

僕は道中ずっと
アルコール消毒を怠らなかったのですが
効き目がなかったようです。

↑↓間違い探し(行為の間違い)

寝込んでいるうちに
梅が熟してきてしまったので
不調をおして漬け込み作業を開始

梅干しをつける解説なんかを見ると
容器は焼酎で消毒を!
などとアホなことが書いてあります。

市販の焼酎のアルコール度数は
20%とか25%とか

こんな程度のエタノールが
殺菌に有効とは思えないな〜

さらに容器の問題

昔ながらの木の樽ならいざ知らず
ガラスやプラスチックには
木のような細孔もない
(多少の傷はあっても)

だから焼酎が染み込んで滞留する
なんていうこともない

焼酎の原酒のアルコール度数は
40%ぐらいなので
これが木に染み込んでいるなら
効果はあるかもしれません。

しかし現在は酒税法で
アルコール度数が高いと
税金も高くなるので20%とかに
薄められている

木の樽に漬けていて
焼酎の原酒があるなら塗ってもいいが
そんなケースは多くないでしょう。

でも、ネットで梅干しの漬け方を調べると

「焼酎で消毒します」

って書いてあるからと
そのまんま実施するなんて…

なにより

焼酎は飲み物です!
そんなところに塗るぐらいなら
飲むべきです!

というわけで僕は
梅も容器もアルコール消毒などせずに
水洗いした梅と塩を
どさどさ放り込んで終わりです。

ただし塩分濃度は高めです。
いつも18〜19%ぐらいで漬けてます。

塩で梅の自由水を奪ってしまえば
そうそう腐ったりはしないのです。

(公開後追記 容器の消毒は
梅酢が上がるまでに傷むことへの対策
塩分濃度は保存性の問題で別の機能ではある)

という作用のメカニズムを
理解
し(たような気になっ)ていれば

そんなに的外れなことは起きないと
思いたいのですが

住宅建築を取り巻く言説の中には
????っていうものも
結構ありますよね。

究極的には
信じるものは救われる
ので

プラセボ効果を含めて
本人がよけりゃあそれでいいですが

メカニズムを理解できていないのに
メーカーの売り文句をそのまんま
並べているのを見たりすると
ちょっと切なくなってしまいます。

どうせ言うなら
オカルトモノだろうがプラセボモノだろうが

自分がなぜ、どうそれを信じたか?

を訴えることで
得られる共感もあるのかもしれない。

おすすめしないけど。

しっかし、具合良くならないな〜
有名なアルコールで消毒したのにな〜
日本酒だと度数が足りないのかな〜
メカニズムの理解を間違えてんのかな…