腱鞘炎対策のつもりがUIとデザインの話になっちゃった

ベアリングで支えるトラックボールが気持ちよくてご満悦…のはずが、ボタンがチープで…そもそもそんなにボタンいるのかな?


以前、腱鞘炎になって
ツラい〜
という話を書きました。

腱鞘炎になって労働環境はきちんと整えたいと身にしみた話
労災の話のふりをしたトラックパッド用リストレストがおすすめ、という話です。

リストレストを導入して
だいぶ症状はおさまってきました。

でもやっぱりしっくりこないので
トラックボールを多用するようになり↓

せっかくだったらトラックボールも
新調してみようと買ったのがこれ↓

エレコムのISTという
トラックボールです。
windowsでももちろん使えます。

マウスのように
手首をあちこちに
動かさないので
負担が小さいです。

単にそれだけなら
選択肢はたくさんあるけれど

理由の一つは
白が欲しかった、ということと
(なんか黒ばっかりなんだよな〜)

もう一つは
ボールの支持部分が
ベアリングなんです。

というか、実は購入したのは
支持部が人工ルビーのタイプで
別売りのベアリングに交換してみました。

↑左は外した人工ルビーのパーツ

↑右が人工ルビー、左がベアリング

これにどんな違いがあるかというと

人工ルビーは
サーッという転がり具合

静かに転がるけど
抵抗があって大きくは転がりにくい

ベアリングは
ブシューッ、というかガーッというか
音はでかいんだけど
転がり抵抗が少なくて
ボールが滑らかに動きます。

大きな画面やデュアルディスプレイの
端から端まで親指の一振りで
カーソルが動く

こりゃあ気持ちいいなあ!

これまで、ロジクールや
ケンジントンなどの
トラックボールを使ってきましたが

転がり具合では
一番気持ちいいかもしれません。

正直言って外観はチープで
マウスのボタンもカチカチと
これまたチープな音が出て
そこは結構テンションが下がりますし

かつてスティーブ・ジョブズは
優れたUI(ユーザーインターフェース)が
あればマウスのボタンは
一つでいい、と譲りませんでした。

未だにAppleのマウスには
2つ以上のボタンはありません。
(右クリック的機能はついたけど)

そういう意味では
物理ボタンが一つもない
トラックパッドが最強なのかも。

でもベアリングのトラックボールを
転がすのも、気持ちいいんだよなあ…

腱鞘炎対策に
トラックボールがいいですよ
という話を書こうと思ったんだけど

ユーザーインターフェースと
デザインの話になってしまいました。

まあ、ごちゃごちゃとしたものと
シンプルなもの

どちらも好みの問題かもしれませんが
シンプルで、かつ優れた体験が
できるものが僕は好きだなあ。