乾燥したほうがいいものとそうでないもの

食べ物の保存や住宅躯体の長寿命化には乾燥していることが良い。かたや人体の周りの空気はそうでもない。となると、設備でグイグイ乾燥したり加湿したり、だけでない仕組みが必要だよな〜


先日
朝まで飲んだくれていた日

お土産に持って行ったのは
きらり農園さんのドライフルーツ(野菜?)

↑なんか賑やかな絵面ですが
中央近辺の連中が持っているのが
ソレです。

今回わけていただいたは、ドライの
トマト、りんご、すいか

ありがとうございました!

きらり農園さんは
住まい手取材という形で
お仕事もさせていただきました。

築10年 染地台の家に伺いました | 番匠
番匠の家での暮らしぶりを聞くお家訪問浜松市浜名区染地台の田中さんの家にお邪魔しました。建築からおよそ10年が経ち、どんな暮らしをされているでしょうか。

やっぱり
住まいと、仕事…というか、生業は
密接に関わっているんだなーと
あらためて感じる次第。

今回お邪魔したのは
浜松駅そばで開催されていた
イベント出展で

そこにはこんなオブジェ(?)も↓
(これはきらり農園さんのじゃないです)

知っている人は知っている
5x緑
とは似て非なるもので

5x緑は立方体、直方体(6面)
のうち
地面側を除いた5面を緑化するので

通常の5倍が緑化できる
ということでゴバイミドリ

今回置いてあったやつは

キャスターがついて移動は簡単で
イベントのほんわかした仕切りには
いいんだけれど

緑化面積は1倍ですね〜
すごくもったいないい気もする。
その気になれば上には座れるのかも
しれないけど、誰も座ってなかった。

それはともかく
酔っ払いに渡さず手元に残った
ドライすいか

すいかなどは
ほとんどが水分なんだろうけど
こんな形でいただくことができる。

乾燥ってすげ〜
と思うばかりです。

食べ物の日持ちや
住宅の躯体にとっては
乾燥っていいことなんですが

人体にとっては
必ずしもいいばかりではありません。

(夏は湿度を嫌うのに
冬は必要。人って勝手だよね)

11月初旬でしたが
昨日は立冬を前後して
温度・湿度ともに下がってきて

これ、我が家の外の
11月に入ってからの1時間ごとの
外気温・湿度↓

日中と夜の温度差が大体10℃ぐらい
湿度は雨にだいぶ左右されますが
日に日に下がってきています。

絶対湿度(グレー)もここ2日ほど
10g/m3を切っていて

まさに冬が立ってきたな〜
という感じ

冬の快適さの指標としては
空気温度(室温)ばかりが目立ちますが

現実的な快適度には
湿度も結構影響するんですよね。

僕はここ20年ほど
ずーっとドライアイに悩まされ
毎年眼科医で検診していましたが
昨年から通院をやめました。

なんでだろう?

それは
永年続いた会社への勤務を
辞めたからかもしれません。

オフィスって多くの場合
断熱性能が低くて
それを補うためにエアコンを
ガンガンとつける

しかし外皮性能が低いから
温度はそんなに上がらずに
相対湿度ばかりが下がっていく

(換気も加湿もしなくて
温度が上がれば相対湿度は下がります)

そんなところに
ずっと通っていたからか
ものすごいドライアイになり
(あと、車の中もひどいね)

しかし、通勤(車の中)もなく
ガンガン暖房をしていない
自宅兼事務所で仕事をしていたら

ドライアイなんてすっかり
忘れてしまったなあ!

快適な湿度のコントロールは
温度よりずっと難しい

でも、住まいの恒常性、ってことを
考えるのなら

エアコン、加湿器、全熱交換器に
頼るばかりでなくて

例え即効性が低くても
木や塗り壁といった
恒常性を保とうとする素材に
期待する

そういう家づくりの方が
少なくとも僕のドライアイには効く
そんな実感をしています。

なんのこっちゃ、という
工務店もあるかもしれないけど
お客さんの住まいの温湿度は
一回きちんと測ってみてはどうですかね〜

(みんな怖くて測れないのかな?)

というのはともかく
ドライ野菜・フルーツ
大変美味しくいただきました。
ありがとうございます!