20年で壊される木造の代表格?

木造は20年どころか、1000年以上もつ例もあるわけですが、それでも20年で壊しちゃうのが伊勢の神宮。


隈研吾さんの建築に
補修が必要になったとか
解体を余儀なくされたとか
そういう話題が昨今目につきます。

世の中で
木が長持ちしない
みたいに思われてしまうと
よろしくありません。
(変なところに変な木の使い方をすると持たない、ってこと)

誤解なきよう世の中に
訴えていきましょうね。

という反面

昨日のブログでも少し触れましたが
木造住宅の寿命の短さの一つに
法廷耐用年数(22年)、という課題があります。

別に22年で住めなくなるわけでも
なんでもないのに
もう価値がなくなった、と決めつけるのは
どんなもんなんでしょう…

と言いながら
今回は20年で壊されてしまう木造の話。

そう、ご存知
神宮

先日、詣でて参りました。

伊勢にあるから伊勢神宮
と呼ばれていますが
正式名称は神宮

唯一無二感ありますね〜

神社の様式である神明造も
神宮正殿のそれは
唯一神明造と呼ばれて

他で作ってはいけない
というシロモノ

ここより先の写真撮影は
禁じられています。

前回の式年遷宮は2013年

ちょうど前回訪れた
建築中の写真がありました。

次回は2033年。
今年から材の伐採が始まるそうです。

神宮の式年遷宮には
様々な理由があるようですが
そのうちの大きな一つが
技術の継承

みなさんご存知の通り
木造が20年しかもたない
なんてことはなく

特に唯一神明造など
他で立てる機会がありませんから
100年も経ったら誰も知らない…

ということになりかねないので
20年に一度建て替えるという
一大事業です。

とはいえ昨今の建築費高騰は
例外ではないようで
金銭的には例年以上に厳しいのか
境内各地にはご奉賛のお願いが
掲げられていました。

朝早くに訪れたため
内宮の入り口・宇治橋には
霜が降りていました。

この雰囲気も木ならではだな〜

立ち入り禁止の杭や看板も木製

ごちゃごちゃ書かんでも
わかるよね、という看板

中身はともかく
消防ホースの倉庫も木造
(金属屋根)

それらと比べちゃいけませんが
古殿地(前回に御殿があり
次回建てる場所)にある
覆屋もたまりませんね〜

正殿は全貌を見ることはできませんが
覆屋だったらよく見える

今回は
宗教的にどうこうという話は
全然触れませんでしたけど

そういう視点がなくても楽しめる
とても良い場所ですね。

(とかいうとフキンシンだと怒られちゃうのかな?)

原点回帰というか
リセットというか
たまにはそんな旅もオススメです。