新築したら家とは別で使う159万円を取り込めるか

新築注文住宅を建てたら耐久消費財に159万円支出。この中の幾らかは工務店の仕事になるはず。


昨日、住宅の金額について触れましたけど
ちょっと前に住宅市場動向調査が発表されていて
その内容も入れればよかったな〜と反省

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住宅市場動向調査は、住み替え・建て替え前後の住宅やその住宅に居住する世帯の状況及び住宅取得に係る資金調達の状況等について把握し、今後の住宅政策の企画立案の基礎資料とすることを目的として、毎年実施されます。この調査は、注文住宅、分譲住宅、既存...

(以下グラフ類は、同調査の「調査概要」及び「調査報告書」より)

令和5年度中に
住み替え・建て替え・リフォームを
行なった世帯への調査

購入資金の平均値は
注文住宅が6188万円
分譲戸建が4591万円
分譲集合住宅が4679万円

中央値ではそれぞれ
5030万円
4100万円
4500万円と

中央値で見ても注文住宅は5000万円越え
(平均が6188万円ってことは
だいぶ平均を引き上げてる家もあるってことですね)

分譲集合住宅(主にマンション)は
平均値と中央値の差が小さい
→大体相場が決まってる
(けど平均値上がってるのは億ションの影響?)

※注文住宅は全国の値ですが他は三大都市圏のデータです

これだけみると
価格が高い、ということの繰り返しに
すぎないのですが

ちょっと興味深かったのが
家づくりを契機に耐久消費財を買った額

多くの方が100万円ぐらいは
家づくりを機になんか買ったりしている

ここでいう耐久消費財は

家具類(ベッド・机・カーペット・カーテン等)
家電類(エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ・掃除機等)
車両類(自動車・バイク・自転車等)
その他(ピアノ・美術品等)

内訳はこんな感じ↓

グラフの通り自動車が
金額を引っ張ってるんだけど

家具類、家電類の一部は新築時に
組み込むケースも結構ありますよね。

家具はできる限り、新築住宅に含めて
自社で受注することで、少しは受注高が伸びるかな
ということと

やっぱりせっかく作った家で
素敵に生活してもらったほうが
例えば後々見せていただくときなども
絶対に有利なので

耐久消費財には積極的に手を出して
いいんじゃないかな〜

まあ、
家電は正直言って後の面倒など考えると
どうかな〜って気もしますし

自動車も、V2Hに絡めて
住宅ローンに突っ込んじゃうという
ことも一部で行われているようですが
自動車まで売るのは無理だろうし
(無理じゃなくてもやめといたほうがいいと
思うけど)

結局のところ、家具ってことか。
センスが問われますね〜。

この調査は他にも
顧客行動の点で面白いことがあるので
また取り上げますね。