またiPadの話で恐縮ですが
Appleの純正ApplePencilには
今んところ4種類あります。
第一世代
第二世代
USB-C
Pro
iPadの本体によって
このうちのどれか
せいぜい二種類しか使えない
本体が新しくなったら
Pencilも買い替えてくれ
ってことなんでしょう。
実は対応していないはずの組み合わせでも
LightBlueというアプリで
強引にペアリングしてしまえば
使うことはできるんですが
本当は対応しているのに
わざわざ非対応にしている
つまり、メーカー自ら陳腐化させている
ってことですね。
買い替えサイクルの短い
電子機器の場合はやむを得ないのかも
しれませんけれど
住宅の場合はどうなんでしょう。
スチュアート・ブランドが
『How Buildings Learn』で
示した「6つのSの層」
矢印の太さが耐久性
(ここでいう陳腐化が遅いもの)
ということのはずです。
一番太いSITE(土地)は
まあ陳腐化しにくいですね。
近所に迷惑施設ができたり
思わぬ大災害があったりすると
また別ですが
2番目に太いSTRUCTURE(構造)は
陳腐化しては困るものです。
とはいえ、いつかの未来には
耐震等級4なんてのも生まれてくる
かもしれませんが
大抵、陳腐化しやすいのは
その他の4つ
SKIN(外装)は
塗り替えとか葺き替えみたいな
物理的耐久性もさることながら
見た目のデザインの流行り廃り
こっちの方が陳腐化の要素かな?
設備(SERVICES)
空間設計(SPACE PLAN)
あたりは
メンテナンスを容易にし
スケルトン&インフィルにすることで
陳腐化しにくいはず、だけど
実際はこの辺が建て替え要因に
なることも多い…
陳腐化
↓
解体
↓
新築
↓
陳腐化
ってのを、高度成長期から
繰り返してきたわけだけど
↑AIに書かせたら見事に
昭和、平成、令和っぽく別れたな〜
(そういう指示はしてないんだけど)
技術的に未成熟だった時代なら
さることながら
今もなお陳腐化が起こるとしたら
それは作り手による「陳腐化の仕込み」
みたいなもんじゃないだろうか…
電子機器と住宅の決定的な違いは
直して使える
というところ
特に木造住宅の場合
大きくしたり小さくしたり
場合によっては曳家で動かしてしまったり
なんてこともできるわけで
良くも悪くもとても自由です。
さっさと流行りから降りて
「もう使えません」から
「まだまだ直せます」に
社会が切り替わっていくといいけど
そんなのお構いなしに
陳腐化しそうな家を
バンバン建ててるところもあるなあ…
ってか、そういうところばっかり
目立つよなあ、一般に向けては…
と、たまには愚痴ってみました。
あ、いつもか!