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ライバル不在になるために雰囲気を出そう

お客さんの声、的なものを見せていただいたり、住まい手さんに直にお話を伺ったりすると、建物そのものよりも、雰囲気の評価が高かったり、なんてことをよく感じます。


ライバルって存在していますか?

しょっちゅう競合するとか
競合しないけど方向性が似ているとか

スポーツなんかの場合は
明確な対決なので
ライバルの存在もはっきりしますが

工務店が住宅の仕事を受注する
という点においては
果たして何がライバルなのか

もちろん、いわゆる競合
とされる会社はあるでしょうけど

仕事が取れるかどうかの要因としては
景気というのものに、かなり左右されるし

長い目で見れば
分譲マンション、賃貸マンション
戸建て賃貸も競合なわけです。

そういう点で視野は大きく持ちたいですが
現実的には戸建ての請負スタイルが主流で
そういう点ではやっぱり
競合対策が大事になってきます。

ではライバルに負けないために
どうすればいいのか?

というよりは
できるだけ競合しないように
するためにどうすればいいのか。

真似されにくいモノ・コトをやる

これに尽きます。

一昔前なら、高断熱というのが
これに該当したんですが
猫も杓子も高断熱と言い出して
(実際にちゃんと建てられてるかは別)

自然素材とかパッシブデザインとかも
(本来この辺は当たり前のもので
差別化要素でもない気はしますが)
やっぱり差別化要素にならなくなっている

極論を言えば
モノは必ず真似されてしまう

少なくとも
なんとなく似ている
レベルまでは

みなさんが公開している写真とかで
真似されてしまうわけです。

じゃあ真似できないコト
なんだろうか?

そりゃやっぱり、会社そのもの
そこで働く人を含めて。

お客さんの声を拝見していくと

決め手になったのは
建てている建物そのものというよりも
会社の雰囲気だった

というような話が結構見られます。

雰囲気だけで受注はできませんが
雰囲気が大きな要素になる。

そりゃ〜そうですよね。
何度も打ち合わせをして
建てた後も何十年も面倒を見てもらう

その会社の雰囲気が悪いとか
自分に合わないのに
売っているモノが気に入ったからと
建ててしまったら、後々どんな気持ちになるか…

まあ、建てた工務店とは
一切付き合わずに過ごすことだって
できるわけですけど

そういうつもりで来る人の仕事は
あんまりやりたくないですよね?

というわけで真似しにくいのは雰囲気。

かつて人気の工務店の雰囲気を真似て
どう見ても滑ってるな〜という会社もありました。
真似ようとしても、真似できないんです。

どんな雰囲気がいいか
というのは
どんな客層とやっていきたいか
によりますけど

あの人たちスゴそうだ
とか
あの人たち楽しそうだ
とか
仲間に入りたい

みたいな雰囲気を出せるか?

若者狙いなら
若い人がたくさんいて活気がある
なんてのもありだし

逆に年配者むけだったら
同世代の人やもっと上の人もいて
安心感を感じてもらうのもありだし

もちろん
真似できないということは
狙ってやるのも難しい
んです。

webサイトに書いてある雰囲気と
実際に訪れた会社の雰囲気が
全然違ったりするのもアウトです。

まあ、かっこよく言うなら
ライバルは昨日の自分達だ
とか言って

どんな風になっていきたいかを
ちゃんと意識して舵取りしていく
ってことじゃないかな〜