送客用偽ポータルサイトのご相談(?)

未だにあるSEO対策という名の送客偽ポータルのこと


せっかく涼しくなってきた
と思ったけれど
昨日発表の気象庁の3ヶ月予報では

11月まで暑くて、急に寒くなる

つまり夏の次は冬、ってこと?

暑いのも嫌だけど寒いのも嫌だなあ…

寒いといえばヤラセ。

さて、先日、とある工務店さんと
お話ししていた時のことです。

自社が勝手に紹介されているwebサイトがある
ということでみてみたら
ヤラセの偽ポータルサイトでした。

「〇〇市で叶える注文住宅」みたいな
一見すると様々な会社の紹介をしているようで
実のところ、特定の一社に送客しようとするもので
SEO業者さんが提案してくるやつですね。

ヤラセ主のことしか出ていないと
第三者っぽさがないので
周辺の工務店の情報も勝手に掲載する
それに巻き込まれたようです。

まだあるのね、こういうの。

ああいうのも効果がある時代はあったようですが
いくつかの法規制やGoogleのポリシー変更もあり
僕は結構否定的にみています。

Googleは明確に否定はしていないものの
ガイドラインを見ると

Google ウェブ検索のスパムに関するポリシーの中に
「サイトの評判の不正使用」というのがあります。

まあ、真っ黒というよりグレーという感じですが

2023年には
いわゆる「ステマ規制」がされたので
この手のサイトもステマと認定されるのを恐れてか
「PR」と小さく入っていたりします。

しかし、誰がPRを出しているのかは
書いていないことがほとんどです。

誰の広告かわからない広告って
すごいですね…

広告主がわからないのはもちろん
プライバシーポリシーを見ても
連絡先なども載っていません。
運営先がどこかわからないんです。

偽ポータルの一番の見分けかたは
ポータル運営者に連絡できない

ということですね。

勝手に掲載するな、削除しろ、と
連絡したくても連絡先もありません。
(もちろん、追加掲載してほしい
なんて思ってもできません
思わないだろうけど)

というわけで
運営者が誰かわからない
ポータルっぽいサイトは
ほぼ特定の会社への送客用サイトです。

第三者っぽく見せておきながら
利用者にバレたらどう思われるか?

それに自社の広告に同業他社の写真とか
勝手に使っちゃうんだから
それだけでアウトな気がするなあ…

検索エンジンにAIが
グッと乗り出してくると
こういうのもまるっきり
効果がなくなりそうです。

ってなわけで
この辺の手法はおすすめしません。

やるなら、堂々とオウンドメディア
(自分ところのメディア)として
利用者に役立つ情報を出しましょう!