ちっちゃい仕事をアピールするとちっちゃい仕事がくる?

仕事が仕事を呼ぶので、やりたい仕事を見せていこう!


新築着工が伸びず、減った売り上げをどう補うか。
業界誌も多角化を言う時代になりました(減った分の補填、というニュアンスじゃないですが)。

多角化って言ったって、その、他の「角」は、別の業界の市場なわけですから、工務店業とのシナジーがなかったら、ただの後発です。単純に売り上げが増えてウハウハ、なんてことは、ないですよね。

本業に絡めても、いろんな選択肢があります。
小さなリフォームを徹底的に拾うという方法もありますね。

額は小さいけど工期も短く、資金繰り的には楽な反面、設備機器の比重が高くなると、量をやっているリフォーム専門業者に価格では叶わずで、別のアピールポイントが欲しくなります。

地域の小規模工務店の場合は「知っている人」という立場が一番のアピールポイントかもしれません。

僕の仕事は建設業ではありませんので、状況は違うわけですが、自分自身の仕事も一口で言い表せません。

この僕のブログでは、宴会とか観光の話が割と多くて、僕の「仕事の成果物」という形で紹介しているケースはほとんどありません。

どうやって食ってるの? とよく聞かれます。
そのうち仕事の紹介もちゃんとやりたいな〜、と思いつつ、webサイトの重箱の隅をつつくような話ばかりブログに書いているからか、webサイトの小規模リフォームみたいな仕事が割とあったりします。

それはそれで好きな仕事なんですが、単にちょっと直してください、と依頼されるよりも、こちらから、こうした方がいいよ、と直していく感じ。

完全新規のwebとかリニューアルとかのご依頼もいただくのですが、制作はともかく、どうしてもその後の運用の方に気持ちが傾きます。

家で言ったら、新築・建て替え依頼もあるけれど、住んでからのことのほうが気になる、みたいな。

極論を言えば、どんなにいいwebサイトができても、それだけでは人は見にきてくれないし、見にきてくれた人のうち、ほとんどの人は黙って立ち去っていきます。

その無言の行動が何を意味するのか?

その答えを見つけて直して、を繰り返して、ちょっとずつwebサイトがよくなるといいなあ〜

と思って取り組んでいますが、見た目はそんなに変わらないし(変える時もあるけど)、住まいに例えると
耐震改修みたいなもんか…?
(何かあるまで価値が分かりにくい、という点で)

そんな感じで、仕事が仕事を呼ぶので、小さな仕事をすれば小さな仕事が、大きな仕事をすれば大きな仕事がやってくるのでしょう。

職業に貴賎はないというし、小さいことができない人に、大きいことなどできないとは思うけど、広報・広告的な見せ方としては、そこらへんも踏まえてやってかないとミスマッチが生まれちゃいますね。

新築を見せていれば新築の仕事が来るし、リノベを見せていればリノベの仕事が来る。
もちろん、100%そうなる、ということではないですが、普段発信している仕事そのものが、お客さんへのメッセージになるわけです。

というわけで
やりたい仕事を見せよう!

(それで僕のところには宴会がよく来るのか…?)