地域の一隅を照らす工務店を
応援したい佐塚です。
昨日から鹿児島に来ています。
ちょっと不鮮明ですが、桜島。
今日明日は鹿児島で
建物見学とセミナー。
明日は鹿児島から熊本へ
明後日は熊本から福岡へ
九州縦断建物見学の集いです。
建物の話や人の話は
明日以降にお届けします。
僕の暮らす静岡県は
色々な点で鹿児島と
しのぎを削って(?)います。
「お茶」というと静岡のイメージが
全国的に強いんじゃないでしょうか。
でも、50年以上全国1位だった産出額は
2019年に鹿児島に抜かれて首位陥落。
「うなぎ」も静岡のイメージが
強い(のは身びいき?)ですが
これも生産量は鹿児島が1位。
ちなみに静岡は2位どころか4位です。
「かつお節」も、静岡県民からすると
焼津でたくさん作っていると
思い込んでいるんですが…。
実は、鹿児島がダントツの1位で
かなり離れて静岡が2位。
他の県ではほとんど作られていません。
この辺は建築・住宅とは
直接関係ないって言っちゃえば
それまでかもしれませんが…。
知っている人も多いでしょうけれど
浜松市というのは強力な工務店がいたり
工務店のFC・VCとかが色々あったり。
地方都市の割に
特殊な場所、と言えるかもしれません。
そういう意味では鹿児島も特別です。
鹿児島も、個々の工務店が異常に強い。
今回見せていただく
工務店業界に身を置く人なら誰もが知る
シンケンさん然り。
同じく、今回見せていだたく
堀部安嗣さんが手がけた
社長の自邸を持つ創建さん然り。
鹿児島も、スーパー工務店が多いのです。
お茶やウナギと工務店の質は
多分関係ないとは思いますが…。
今回は、そういうスーパーな工務店の
見学をさせていただき、社長のお話を
聞くというスーパーな企画です。
そのスーパー企画をさらにスーパーにする
見学先を追加いただくことになりました。
今日の見学に参加する人にとっては
嬉しいサプライズ。
参加できなかった人は
「えーーーー」かもしれません。
シンケンさんが、驚くようなコストと
驚くような見せ方で展開している
「スタディハウス」を追加で
見せていただけることになりました。
隣接する2棟の建物は同一プラン。
片方はすっぴんの家、片方は作り込んだ家。
すっぴんの家も、空気集熱式ソーラーや
プロファイルウインドウなどの
シンケンらしい仕様には一切妥協はありません。
こちらはすっぴんの家。
こちらが作り込んだ家。
写真を載せておいてなんですが
写真をバシャバシャ撮ったところで
身につくものでもありません。
スタディというと、模型を作ったり
プランを考えたり、という意匠面を
想像するかもしれません。
けれど、シンケンが「スタディハウス」
いうスタディはもっと広義です。
家を作るプロセスから
作った後まで
スタディは続くんだ。
「なぜ」「どうして」ということを注意深く
スタディしてほしい今日の見学です。
では、参加者の皆さんとは
後ほどお会いしましょう!