色分けした方がいい? しなくていい?


昨日の台風の影響
みなさんのところではいかがでしょうか。

ちょうど会社が休みの時期で
お客様の対応なども難しく
「こんな時に来ないでよね」
というのが偽らざる心境…?

静岡でも竜巻があったり
浜松で停電があったりと
被害があったようです。

午後には雨が上がったので
頼んであったサングラスをとりに
出かけてきました。

「色眼鏡で見る」という
言葉があります。

偏見とか先入観とか
そういったことの比喩ですが

そういうことは一切ない!
なんて言い切れる人は
いないんじゃないでしょうか?

偏見はともかく
「色」というのも重要な情報ですね。

こちら、そうめんのトップブランド
「揖保乃糸」

赤い帯と黒い帯がついています。

赤い方は「上級」
黒い方は「特級」

黒の方が値段が高いです。

冠位十二階だと
黒は一番下、
赤は上から3つ目の色
(濃淡で分けるので5、6番目)

柔道だと
黒帯が初段〜五段
赤白帯が六段〜八段
赤帯は九段と十段

とはいえここでは
どっちの色が上だとか
決めたいわけではありません。

ものを区別するときに
色というのは便利ですよね。

僕らはイベント時に
参加者の種別を
名札の色で分けています。

色はその時によって違うのですが
事務局と参加者、講師、オブザーバーなど
分けるようにしています。

僕(右)は濃いグレーの名札
工務店のダイシンビルド・清水さん(中央)は赤
他の方は名札外しちゃってますが…

一対一とか、少ない人数でお互いを
知っている人同士だと
そういうことは必要ないのですが

多対多になると、どうしても
「この人誰だっけ」「どういう人?」
ということが出てきてしまいます。

その時に「色分け」しておくと
「偏見」でも「先入観」でもなく
ある程度の情報が瞬時に手に入ります。

昨今は工務店の見学会も
予約制が主流になりました。

たくさんの人が一度に見えて
「あれ誰だっけ」ということは
そうそうないかもしれません。

でも、これからはオープン型の
見学を実施するところも
戻ってきていますし

バスツアーとか、多めの人が
参加する場合には有効ですね。

この時、色分けは
「自分たちがわかっていればいいや」
ではなくて

参加者にもちゃんと伝えた方が
いらぬ推測によるストレスも
ありません。

「色分け」は分類の比喩でもあります。

区別できないレベルまで
分類しても仕方がないし
そこにあまり手間をかけない方がいい。

分類、ちゃんとしてますか?
あるいは、しすぎていませんか?

なんて偉そうにいう僕は
両方のそうめんを食べ比べましたが…

違いがわかりませんでしたとさ。
チャンチャン。