近年は年賀状じまいをされる方も
増えてきたようですが
ワタクシ、それに先駆け、かれこれ数十年
年賀状の類は出しておりません。
なんだアイツ、なんの挨拶もよこさないで
などと思わず、本年も引き続き
よろしくお願いいたします。
年末に訪れた
水族館の干支水槽にいた
タツノオトシゴ(ポットベリー・シーホース)で
辰年感を出してみて…
さて、今年も
めんどくさい話です。
今日は
一年の計は元旦にあり
という言葉が日本各地で
使われまくる日です。
読者の方々も
使ってるんじゃないかな〜?
元旦と元日を
混同している人が多く
僕なんかはそれでムズムズしたり
するのですが
(元旦は元日の朝、せいぜい午前中)
それ以上に
「一年の計は元旦にあり」
にムズムズします。
その年にすべきことは、元旦に計画を立てるべきである。「一年の計は春にあり」ともいう。何事もはじめに計画を立てるのが肝要であるということ。一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり。
実用日本語表現辞典より
この言葉の出自は
諸説あるようですが
いずれにしても
一年の計は春にあり
が元ネタっぽい。
元旦、ではなく春。
1月1日の午前中ではなく
季節のスタートである春
という意味で
物事ははじめが肝心だよ、という
もうちょっとおおらかな
言葉だったんではなかろうか。
それがなぜだか
本日の行動が正しいと
今年一年OKだぜ
みたいになってきてしまい
たった数時間(元旦)の行いに
押し込められてしまうとは…
というわけで
一年の計は元旦にあり
という言葉にムズムズモヤモヤ
しているわけです。
大体、一年の計画を
その年になってから立てるようでは
ちょっとやばいんじゃないでしょうか。
元旦の今、一生懸命考えている
なんてことはありませんよね?
そう、一年の計は元旦にあり…ません!
…って、元旦からまた
めんどくさい話を書いてしまいました。
それでも読んでくださる皆様
今年もよろしくお願いいたします。