紙はやっぱり素敵な材料

熱田神宮すぐそば、「紙の聖地」と呼ばれるお店で、いろんな紙に触れてきました。


ここはどこか分かる人
多いかな?

ヒントは「草薙の剣」
といえばわかりやすすぎる
愛知県名古屋市の熱田神宮。

誰も見たことがないという
三種の神器の一つ、草薙の剣を
ご神体にもつ神社です。

けれどお目当ては
神宮の参拝ではなくて

もちろん酒でもなくて
(酒樽っていつまでも
眺めていられるけど)

熱田神宮に隣接する
「紙の聖地」こと
「紙の温度」さん。

手漉き和紙と世界の紙が
20,000点以上あるという
お店です。

こちらで紙を
いろいろ物色してきました。

紙というと、一般的には
記録用の媒体ですが
建築材料でもありますよね。

壁紙、障子紙、襖はもちろん
各種表具類など。

と思いましたが
最近の建築では
紙はあんまり見ないなあ。

我が家には壁紙(いわゆるクロス)も
襖もなく

唯一あった紙は
障子は当初は山中和紙だったものの
度重なる猫様の攻撃により
見る影もなくなり

ワーロンシートに張り替えたら
テクスチャーというか
明かりの入り方というか
雰囲気がだいぶ変わってしまいました。

面が大きいところを
どう処理するか、というのは
大切なことですね。

とはいえ、我が家の場合は
その雰囲気を犠牲にしても
穴だらけの障子を補修することを
避けたかったので

何がなんでも古来の材料が
いいわけではなく
コストや機能との兼ね合い
という言い訳にさせていただこう。

障子も襖もない家が多いし
壁にも紙を貼ることは
あまりないかもしれませんが

ピンポイントで和紙を使うと
モロ和室、という雰囲気ではないけど
いい感じ

(という写真が見当たらずで
申し訳ないけど)

ぜひ紙も活かしてみて
いいただきたい。

「紙の温度」は
建築用の紙を扱っている
というわけではないけれど

いろんな紙を手で触れて
インスピレーションを得ることが
できますので

機会があったらぜひ
訪れてください。

紙の温度株式会社