先日、舘山寺に寄った時のこと
綺麗な夕焼け? が見えました。
というか、目で見たよりも
幻想的に撮れたなあ。
ちょうど日没過ぎぐらい
マジックアワーとか言われる
時間帯です。
空がもうちょっと晴れていると
水平線がオレンジ色
空が深い青色になって
かっちょいいんですよね〜
ブルーモーメント
なんて呼ばれるこの現象
撮れるのは1日のうちの
ほんの10分程度
日没の直後だけです。
そういえば前に
ブルーモーメント風写真を
撮ったというか、作ったなあ…
物件はマクスさんの
平屋モデルハウスプラスサウナ
中古住宅をフルリノベーション
断熱等級7に仕上げたサウナ付き住宅です。
撮影場所は南側外観
西の空が見えています。
↑これは15:30ごろの様子。
この時は冬場だったので
日没は17:35ごろの日没。
日没の瞬間ぐらいに
ボケ〜っとシャッターを切ると
こんな感じ↓
う〜ん、思ったのと違う。
日没後10分ぐらいで
三脚を立てて
シャッタースピードを落として
撮ってみると↓
う〜ん、やっぱり違う。
けれど、この写真をば
Adobe Lightroomで読み込んで
あれこれと
いじってみましょうじゃ
ありませんか。
「ライト」の項目には
露光量、コントラスト、ハイライト
シャドウ、白レベル、黒レベルの
6つのパラメーターがあります。
それを動かしてみると↓
お、それっぽい雰囲気に
なってきた。
もっと明るくしちゃえ〜!
なんて時は
こんなぐらいまでできますが↓
暗い写真を明るくすると
どうしてもノイズが目立っちゃいます。
コントラストも失われて
のっぺりするから
あんまりやらない方がいいよ。
その「ノイズ」どんなものかというと
例えば窓を拡大した様子↓
ザラッとした感じに
ブツブツがありますね。
ISO感度を上げたり
シャッタースビードを落としたり
とにかく明るさが足りない時は
ノイズが乗りがちです。
このノイズもRAW形式で
撮影してあれば
綺麗に軽減できます↓
RAWデータはサイズが大きいので
撮った後の保管が厄介ですが
今回の例のように
やっちまった〜暗い! とか
やっちまった〜ノイズだらけ!
なんて時に
なんとかできる可能性が高まるので
せめて、暗すぎる、明るすぎる
室内外のコントラストが強すぎる
なんて時はRAWで撮っておくと
いいかもしれません。
今回紹介した
AdobeのLightroomは
フル機能を使おうとすると
サブスクリプションが必要ですが
スマホアプリは
機能限定ながら無料で使えます。
アプリからRAW撮影もできるので
試してみてください。
さて、お題の写真
こんなぐらいかな…?
新旧比較↓
真ん中のスライダーを動かすと
補正前・後の写真が比べられます。
もうちょっと建物が明るく見えたら
もうちょっとディテールが潰れてなかったら
もうちょっと空が深い青なら
もうちょっと地平線が見えてオレンジなら
…ってやっていくとキリがありません。
写真のいじり方をお伝えしておいて
なんだけど
一番大事なのは
やっぱり自然の光です!
西の空が開けているところに
ある建物だったら
日没から30分ぐらい粘ってみると
雰囲気ある写真が撮れる(かも)!