プロンプトなしでも画像生成できる「Whisk」

楽チンな画像生成AI「Whisk」で、プロンプトなしでいろんな画像を作ってみようぜ〜ってお話


今日、2月21日に
鳥獣保護法改正案が閣議決定

何かといえば
クマ被害対策で特例的に
市街地でも猟銃を使えるように

ということだそうです。

確かに、スーパーマーケットに
クマが立てこもったり
家に帰ってきたらコタツにクマがいたとか

クマが市街地に出てくることも
多くなってきて
(人の自然破壊が要因だろうけど)

だけど今までの法律では
市街地で猟銃は使えないから
対策に苦慮していた、と。

そうか〜最近は浜松駅にも
よくクマが出るもんね。

というのはもちろん嘘で
AIで生成したフェイク画像です。

昔はこういう画像を作ろうとすると
クマの写真をどこかから見つけてきて
クマの輪郭で切り抜き作業をして
それを貼り付けて影の調整をして

なんて具合に面倒くさかったのですが
今は生成AIのプロンプトに
「四つ足で徘徊するツキノワグマ」とか
書けば一発なので

楽になったのか
アホな画像が作りやすくなったのか…

しかし、それでも生成AIによる
画像作成は敷居が高いと尻込みする人もいます。

プロンプトと呼ばれる
AIへのお願い、というか呪文のような
いろんな言葉を駆使しないと
うまく結果が出ない

というのがこれまでの画像生成AIの
常でした。

だんだんインターフェースが
改善されてきて、使いやすいものも
出てきたけど、言葉が英語だったり。

で、今回紹介するGoogleの「Whisk」は
そのインターフェースが
だいぶわかりやすく、というか
ポップな感じ
なので

画像生成ははじめてです
という人にも
使いやすいのではないでしょうか。

Whisk - labs.google/fx
画像をプロンプトとして使用してアイデアを視覚化して表現してくれる新しい試験運用版ツールです。

↓こちらはWhiskの公式説明

Whisk: 頭にあるアイデアをパッとかたちに
本日より、Google Labs で生成 AI を活用した画像生成の試験運用機能 Whisk を日本を含む 100 以上の国と地域で順次提供します。Whisk は、詳細なテキスト プロンプトの必要なく、画像をプロンプトとして使用する画像生成...

ページを開くと「カプセルトイ」
というのが選ばれていて

そこに自分の顔写真をドラッグしてみると

あら不思議
カプセルトイになったワタクシが…

インターフェースはやけにポップで
Googleの他のサービスとは
一線を画しています。

ここまでプロンプト入力は一切ありません。
でもまあ、カプセルトイ画像が
欲しい人ばっかりじゃないはずなので

下の方の「ゼロから作ってみる」
で、いろんな画像が作れます。

モデルはそのまま自分

背景に自分のデスクの写真を入れてみると

一体何してんのか
わからない写真の出来上がり。

でも、写真だとなんだか
細かいところがいい加減なので
「スタイル」にイラスト的なものを
選んでみると

こんな感じ。
先日のブログで使った絵は
こんな風に作ったのです。

くどいようだけど
ここまでプロンプト入力は
一切なし。

モデルやスタイルや背景など
色々変えて試してみると

という具合に
画像生成AI初心者の方にも
手軽に試して、おお〜っと
感じられるツールです。

もちろん建物写真を活用することも
できるけど

やっぱりあちこちに嘘が出るので
イラスト的スタイルでデフォルメすると
意外といい感じの素材になるかもしれません。

試してみてね。