美味しさはスペックで表せない

うちの餃子は1個〇〇kcalです、とか言わないよなあ。材料自慢されてもうまい餃子かわかんないようなあ。あ、じゃあ住宅は?


浜松は餃子の街
というのは全国ニュースでも
取り上げられるので
ご存知の方も多いでしょうけど

僕が餃子好きというのは
ご存知の方はいるかどうか

↓餃子のネタはよく使うけど

餃子の消費とブランドと
餃子の消費量、浜松が日本一、という報道に、めんどくさくからんでみます。

このところ外食ではなく
家で包んで楽しんでいます。

左右で色が違いますけど
黄色っぽい方が小麦粉の皮
白っぽいのが米粉の皮です。

同じ餡で違う皮にして
同時に焼いたら
皮による違いが際立つかな
と試してみたら

結構違う!

米粉の方はカリッとして
サクサク食べられる感じ

小麦粉の方はもっちりして
中華料理感が強い
(水餃子にも使えると書いてあった
厚手の皮)

と思ったのは最初だけで
そのうち酔っ払って
どっちでも良くなりました。

浜松には餃子のお店が
たくさんあります。

あんまり宣伝しているところは
多くないけれど

それでも探して
宣伝文句を見てみると

工場直売
国産豚
国産野菜
自家製タレ
自家製皮

という感じ。

住宅になおすと

工場直売は
工場生産とか工業化?
(鮮度を言ってるのでちょっと違うか)

国産豚・野菜は
国産材? 自然素材?

自家製タレ・自家製皮は
自社設計・社員大工?

どれもウケそうなキーワードですが
それだけでいいのかな?

食事と住宅を直接比較するのは
色々と難しい面もありますが

いい材料を使っても
必ずしも美味しい料理ができないのと
同じように

いい材料を使っても
いい家になるとは限りません。

作り手側はみんな知ってる話ですが
知っててもあんまり言いませんよね。

なんでだろう?

他に言うことがないからだったりしませんか?

結局のところ「美味しい餃子」みたいなものを
作るためには

材料を選び配合する技術(設計)
焼く技術(施工)
が欠かせない
わけですね。

まあ、餃子屋で
そんなこと言っているお店に
行きたいか?

って考えると、なんとも言えませんが…

とにかく
スペックだけでは良さは伝わらない

それだけはデカい声で言っておこう!