先日、とある人(Aさん)が
とある人(Bさん)と会う
というお話を聞きまして
(ややこしいね)
夜、いっぱいやるから来ませんか?
とお誘いいただきました。
片道4時間ぐらいかかるので
ちょっと躊躇しましたが
すぐに行く、と決断しました。
そこまでして酒が飲みたかった
と言うわけではなく(多分)
前回、Aさんが僕の地元に来た際に
僕の事情でドタキャンしてしまい
ちょっとモヤモヤしていたことや
何より
それだけのために長距離移動する
というのもオツなもんじゃないか
などとひとりごちてみたりして。
まあ、そうは言っても
やっぱり時間・金銭的制約から
あらゆる遠方の飲み会全てに
参加できるわけではないので
Bさんにお仕事の話を持っていこうとか
お近くのCさんにも
声をかけてお会いする段取りを整え
うん、これで仕事の体裁が整った。
そしておでかけ当日
パッケージが売りであろう駅弁に
無粋な価格シールが貼ってあり↓
それをいちいち剥がして
また写真を撮り直す
などの愚行をしている最中に
その連絡は来たのです!
Bさんから体調不良のため
今日は欠席すると
ああ、まあそれは仕方ないですね。
残念ですが、お大事に…
というわけで駅弁で
ちびちびやりながら数時間かけて
目的地に辿り着いてみると
そこにいるはずのCさんが
いないではないですか。
Cさんは約束をすっかり忘れていた
(というか、僕もまあ時間あったらどうっスか
ぐらいのノリだったので…)
ただ、実はこの日は予定はすごくタイトで
その後、移動しながらオンラインミーティングが
入っていたので実はちょっと助かった…
と思っていたら
そのミーティングの音声が全然聞こえず
中身が全然わからないでいるうちに
結局予定時刻より相当早く終わってしまい
突如手持ち無沙汰になってしまう。
今日は何をやってもうまく行かない日かもしれない
と真剣に思い始めたのです。
この後、Aさんと
初めてお会いするDさんを
紹介していただき
(オイッ! 遠くまできてサイゼかよ!
ってツッコミはなしだぜ)
そこで僕は散々叱られるのです。
しかし
ここで「またうまく行かない日だ」と
思ってしまったら
ここでのお話の価値がなくなってしまう。
まあ、ごもっともです
ということが多いんだけど
面と向かって叱ってくれる人も
そうはいませんので貴重な機会です。
(が、これを読んでいるみなさんは
別に叱らなくていいです)
面と向かって、表情やら声の大きさやら
身振り手振りやら唾の飛び具合やら
そんなのをみていると
言葉以外のことも伝わってきますね〜
電話でもLINEでもzoomでも
今時はコミュニケーションをとる
ツールがいくらでもありますが
そういうツールが楽になればなるほど
コミュニケーションが疎かになる
そんな気がしています。
カネと時間をかけて人に会いに行く
という行為にあえて
「元を取る」的意味を求めるのであれば
せっかく来たのだから
せっかく会えたのだからと
一字一句聞き漏らすまい
あるいはこちらの言うことを
聞いてもらいたい
そんな気持ちになるのも宜なるかな。
zoomでそこまで集中するのは
難しいかもしれません。
というわけで
何をやってもうまく行かない日
のように見えましたが
何をやっても何も起きない日
とか
何もしなかったので何も起きない日
よりずっといいよね。
終わってみれば全てOK
人生は気の持ちようである!
なんて話ですみませんが
ま、とにかく気の持ちようである!