伊東市の市長の学歴詐称問題で
不信任決議
議会解散して選挙して
また不信任が出て今度は市長選挙
なんてことになったら
金も時間もかかるのですが
市民は別に、この市長が東洋大学卒業だから
投票したってわけでもないだろうから
このまま続ければいいのにな〜
って気がするけど
トップに立つ人が嘘(妄言?)を吐いたのが
問題なんでしょうね。
先日、伊東市の方とお会いしましたが
「伊東市っていうと恥ずかしいので
伊豆の方から来ました」
とおっしゃっていました。
市民には何の落ち度もないのに…
それにしても、あの市長さんは
一体何を考えて
ああいう行動をしているのか
全然わかりませんね…
市長というのは市のトップのように見えますが
実際は民意で選ばれ
議会でも手続きを踏めば辞めさせられる存在です。
これに対して工務店の社長はというと
大抵の場合、株は100%自分や親族が持っていて
スタッフやお客さんが
社長を辞めさせることはできません。
社長が何を考えてるか全然わからない
という声は
スタッフから聞いたりすることもありますが
当の社長はどこ吹く風…
というより
アレだけ言ってんのにわかんないのか!
ってことが多いかな?
小さな工務店の社長は
大なり小なりワンマン経営で
僕もそれでいいと思っていますが
選挙で選ばれたり
議会で糾弾されたりしない代わりに
お客に選ばれなかったり
スタッフが突然退社したり
という不信任があるので
議会で糾弾されるよりずっと怖いな…
相手が何を考えているかなんて
本当のことはわかりませんが
相手が何を考えているかは分からなくても
どう思っているだろうか、と想像することは
大切なことです。
どうにも思い通りにいかないスタッフに
アイツは分かってない、と
切り捨ててしまう前に
なんでそういう風になっているのか
想像をしてみる必要もあるんじゃないかな〜
スタッフは社長に不満がある一方
社長はスタッフに不満がある
というケースはそこそこ多い
そりゃ当たり前だよね
誰だって自分の立場で考えて
自分がやりやすいようにしたいものだから
(その「やりやすい」が
怠けたいのか
お客さんのためにいいのかで
全然違うのですが)
株式会社の社長には
不信任という制度はありませんが
だからこそ不信任になっていないか
たまには模擬議会というか
模擬不信任決議でもやってみて
日頃の社長のワンマンぶりを
かえりみる機会を作ってみても
いいんじゃなかろうか…
そんなのが笑い話で済ませられるうちは
まだ大丈夫、な気がする。