カボチャやサツマイモやガラスやコンクリート

Trick or Treat、だったら、Trickが好きかなあ…


日曜恒例メシのネタ
というか、今日は食べ物のネタ

カボチャとサツマイモを
いただきました。

そういや〜ハロウィーンが近いな…

ワシの若い頃はハロウィン? ハロウィーン?
なんてものはなかっただよ!

などと言っても詮無いことですね。

食べ物を粗末にしてはいけませんので
写真だけ加工!

サツマイモもついでに
ジャック・オー・ランタン的に
してみましたけど
元々はサツマイモじゃなくて
カブだったそうですね。

ハロウィーンが本来どうこう
なんてのはここでは書きませんが
所変われば品変わる
というのはなかなか興味深いもので

例えば、サツマイモ(薩摩芋)
薩摩から伝わってきたので
薩摩芋、と呼ぶわけですが
当の薩摩だと、唐芋(カライモ)と呼ばれます。

唐から
琉球経由で入ってきたので
琉球芋なんて呼ばれたこともあるみたい。

元々の原産地は中南米らしく
スペインやポルトガルの船が
ヨーロッパやアジアにも伝えたそうで

じゃあ
アンデス芋→スペイン芋→(中略)→唐芋→薩摩芋
だったりしたのかな…

カボチャもサツマイモも
元々日本の原産ではありませんが
完全に旬の食べ物として根付いています。

住宅の技術も
その多くは海外から入ってきたもので

例えばガラス

これもポルトガルから伝わったもの
と言われています。

コンクリートも西洋建築の導入とともに
根付いた素材です。

裏を返せば
昔の日本家屋にはガラスもコンクリートも
なかったわけですが

今はガラスもコンクリートも使わない家を
建てるのは極めて難しい。

これらもカボチャやサツマイモと同じで
あって当たり前すぎて疑問にも思いません。

住宅設備や素材でも新しいものが
次々に現れています。

食わず嫌いもいけないけど
いらないものまで食う必要はないし
この辺の塩梅は難しいですね〜

とはいえこれからも
好むと好まざるに関わらず
家づくりは変わっていくでしょうし
(材料や設備だけの事情ではなく
作り手不足に由来するものも含めて)

ワシの若い頃には
蓄電池なんてなかった
スマートホームなんてなかった
って声も聞こえてきそうです。

これらがサツマイモやカボチャ
ガラスやコンクリートのようになるか?
はわかりませんし

やるやらないは別として
知っておく必要はあるんじゃ
ないでしょうか。