今年はガウディの没後100年、そしてサグラダファミリアのイエスの塔が完成するようですね。
サグラダファミリアと同じぐらい、なかなか完成しないのが新宿駅、なんて言われてました。
確かに、いつもずっと、どこか工事してるなあ。
でも、新宿駅に負けないぐらい、最近は渋谷がずっと工事していて

ダンジョン化しているなあ…

先月に続いてまた渋谷に行ってきましたが、全く思った場所に移動できない。
スクランブル交差点も相変わらず人がいっぱいです。

↑この写真にも奥に写っていますが、その先に進むとちょっと気になっている建物があって

渋谷のマルイ
同社サイトによると
「日本初の本格的な木造商業施設」
なんだそうです。
うーん、何がどう日本初なんだろうか…木造の低層商業施設はいっぱいあると思うんだけど…それらは本格的じゃないのかな…都市部での中高層では、ってことなんだろうけど。
まだオープン前で中には入れませんが、外観はだいぶあらわになっています。

リードデザインはフォスター アンド パートナーズ

構造の6割が木、ということなので、ハイブリッド木造、ってやつですね。

仮囲いにも木を使って欲しいよな〜。防火上もコスト上も無理なんだろうけど。
外装の木は当然ながら(?)表側だけ

と、ここまで読まれた方はなんとなく感じたかと思いますが、僕はあまり高層木造に好意的ではありません。
都市だと上に伸びるしかないから、仕方ないと言えば仕方ないですが。
これはマルイのビルの話ではなく、あくまで一般論ですが、木が多く使われて日本の山が潤う、という風になるなら、それはいいことです。
ただ、規模の大きな木造は割と外材が使われていたりもしますし、国産材が用いられる場合は、今度はそっちにいい材を取られてしまって、地元の小さい製材所が買い負ける、みたいなことも起こりえます。
まあ、ネガティブなことばかりではないんでしょうけど、地域工務店にとっては、必ずしもいいことばかりじゃないかもしれないなあ。
都市の高層木造と、工務店が建てる住宅が語る「木」は、全然違うもののように思えるけれど、一般の人からしたら、同じ「木」です。
いや、今回のマルイの建物は、ファサードも木、内部も木があらわしのところが多いようなので、工務店の作る「木が見えない木の家」よりも、「木造」が一般の人には届きやすいかもしれないぞ?
前にも少し書きましたけど

割と、工務店の仕事って、木が見えないんだよな〜。
マルイに負けるな!
木を見せて、木のリアリティを語ろう!
