先日、東京は新宿・OZONEの「OZONE家design(旧OZONE家づくりサポート)」サービスが終了、という発表がありました。
住まいづくりのサポート窓口で、まあ、今風に言えば相談カウンターの一種ですが、有料のコースもあり、契約内容や設計・施工の確認などもやってくれるサービスがあったり、という違いがありました。
紹介サービス花盛り
現在よくある無料相談カウンターは、窓口の人がどんな人か、プロなのかアマなのか、正直わかりません。
(まあ、給料もらってる、って意味ではプロなんでしょうけど)
僕、ちょっと興味本位でのぞいた程度しかありませんし、その時の印象だけで断じてはいけないと思いますが…
最近、相談カウンターのことをブログに書いたりするときにサイトを見ていたからか、「相談カウンターのFC」の広告がよく出るようになってきました。
業界知識は不要で、好きな場所と時間で稼げて、年粗利5000万円も可能、だとか。
ホントかよ? 信じて始めちゃうぞ…?
そういう「業界知識不要」の人が、マニュアルに応じてお客を登録済工務店の中から選ぶ…ってのが、幸せな結果になるのか、僕にはあまり明るい未来は見えませんが…
OZONE家designの終了と、無料相談カウンターの勃興は、「紹介」という責任やスキルに対して、市場が正しいコストを払わなくなった結果、ってことなのかも知れません。
偽ポータル的ポジショニングメディア

カウンターのことは先日も書いたので今回は別のお話。
第三者のふりをしたwebサイト、偽ポータルについて取り上げます。
「偽ポータル」なんてのは僕が呼んでるだけで、こういうのを仕掛けている側は「ポジショニングメディア」とか「サイト型LP」なんて呼んでたりします。
ポジショニングメディア、と検索しても、実物は出てきません。広告事業者が、やんわりとSEO上有利、とか説明しているだけで、他社の情報を勝手に使う偽ポータルだ、とは明言していません。
例えば「浜松 注文住宅」「浜松 住宅会社」などのキーワードでGoogle検索し、名が知れたポータルサイトでもなく、特定の工務店・ハウスメーカーでもないのに上位に出てくるサイトがあれば、偽ポータルの可能性がまあまあ高いです
下火になりつつあるが、まだ死んでない
もっとも、最近はあまり上位に出てこなくなってきました。中立性・信頼性に欠ける、とGoogleにバレて来てるのでしょうか。ザマアミロ。
別に、自分の会社や製品・サービスの宣伝を、自分のカネで、自分のwebサイトでやる分には文句はありません。
ただ、偽ポータルは、「第三者っぽくみせ」るために、自社を筆頭に、他の工務店を大量にリストアップします。
工務店が気づかないうちに、他社のポジショニングメディアで、勝手にランキングで5位くらいにされて、1位の引き立て役にされたりしちゃうのです。
自社だけでなく、他社も含めて、「特徴」「メリット」「デメリット」なんてのが羅列されています。
挙句の果てに写真まで勝手に使っています。
引用:xxx工務店公式サイト、とか書いて。それ引用じゃなくて盗用だよね。
引用にはちゃんと定義があります。
引用だったら、自分が用意するコンテンツが主、引用するものが従、でなくてはなりませんが、偽ポータルは、普通にコンテンツとして写真を無断使用しているだけです。
引用には必然性も必要ですが、単にビジュアルとして写真を載せているのもアウトです。
それで法的に文句言う、と言う手もあるけど、多くの偽ポータルは、運営者を明らかにしていません。タチが悪いね〜。
こんな不誠実なやり方で集客する会社だとわかっていたら、お客さんは、一生に一度の家づくりをしたい、って思うんだろうか?
勝手に掲載された工務店が、Googleに著作権侵害申請を出せば、トドメが刺せるかも知れません。
ぜひ、トドメを刺していきましょう。不健全だもんね、お客を騙すようなことをして。
そもそも、「ポジショニングメディア」なんてカッコいい名前をつけてるけどさあ、自分たちの立ち位置(ポジショニング)が「他人の褌で相撲を取る泥棒」だって自覚があるんでしょうか。
そういうビジネスに加担しちゃダメですよ〜。
