社長の「手」より社長の「色」を

一人でなんでもやらないと会社が回らない、という工務店は多いけれど、社長と同じ「色」をスタッフが出せるようにしていかないとね…


日曜恒例メシの話

先日、一人でカウンターで飲んでいた時のこと。
厨房には3人ぐらいいらっしゃるんだけど、誰も忙しそうにしています。
僕は刺身などを頼みながらチビチビやっております。

だし巻き玉子、まだかな〜
そのうち玉子の調理が始まった! と思ったら、その方は同時に鶏の唐揚げもこなしています。
挙句、電話に出て予約の段取りを始めました。

すごいな〜、と思う反面、他のスタッフもいるのにな〜? と。
日本料理の焼き方とか煮方とかみたいに、やっていいことがわかれてるのかな?

いや、この人まるで、小さな工務店の社長みたいだな、と思ったり。
社長さん、だし巻き玉子と唐揚げと予約の電話を同時に、みたいなケース、多くないですか?
初回接客してプランも描いて現場も見て。クレーム対応して資金繰りをして…

社長が圧倒的な実力があり、スタッフに任せると速度や質が物足りないからついつい…ってことも多いでしょう。
もちろん、経営者としての社長にしかできないこともたくさんあります。
でも実際には、「現場の仕事」も社長への比重が高い、ってことが多いような…?

社長が一人であれこれやりすぎると、社長が万一離脱したら会社が回らなくなってしまいます。
会社に必要なのは、社長の「手」じゃなくて、社長の「色」みたいなものかもしれない。(食べ物の話なので「匂い」にしようと思ったけど、なんかヤダな、社長のニオイ)

だし巻き玉子は、無事出てきました。
美味しかったです。

だし、というか、玉子に混ぜる液のレシピや、火にかける時間がちゃんと決まっているんでしょう。

現場で手を動かすこと自体も大切ですが、「色」を組織に伝え残していく、そんなことも社長がやらないといけないことですね。