ついに全国初の酷暑日・気温40℃超えが岐阜県郡上市で記録されたそうで…
何度も40℃を超えている浜松市民としては、なんか悔しいような、そんなに暑くなくて良かったような(後者だよな…でも暑かったけど)
浜松は全国ランキングTOP10にこそ入りませんでしたが、じゅうぶん、暑かったです。
オートバイで出かけてたんですけど、今でもたまに、「バイクって涼しそうでいいね」とかヌカす人がいます。
暑さの仕組みが、わかってないんだな。
夏場のバイクで涼しい可能性があるのは、日射が当たらず(輻射が少ない)、走っている最中(気流がある)だけ。
渋滞路で停まっている時なんかは最悪です。
日射、道路からの輻射、周りの車からの輻射、という外的要因のほか、ヘルメットだのジャケットだのの着衣量などなど、暑い要素が詰まっています。
そのあと、停車中の僕の乗り物。
シートの温度は、60℃オーバーです。 つまり、こういうものに跨って移動している、ってこと。
まあ、夏の屋根の上よりは、まだマシだけど。

オートバイが涼しそう、という人は、窓を開けたい人かもしれません。
風が通れば涼しい、はず、という人。
ただ、実際には、開けた窓から入ってくるのが熱風だったりジメジメだったりで、あれ、思ってたのと違うな、ということの方が多いですよね。
(それでも開けたい時は開けたらいいと思ってますけど、そういうのはいつも書いてるので今回はナシ)
窓といえば、風鈴って、思い込みで涼しくさせるという、すごいアイテムですよね。
風鈴が鳴る=風が吹いてる=涼しい(はず)、という、経験からくる感覚を逆手にとっているわけです。

実際に、風鈴というものを全く知らない外国人などは涼しく感じない、なんて話もあるみたいだし、窓を開けない家で育った子どもも然り、かもしれません。
現代の夏に、窓を開けて風鈴が鳴っても、実のところ、室温より高い温度の外気が流れ込んでくるだけ、ということも多々あります。
なのに、涼しい(と思う人がいる)。
というわけで、バイクは涼しくないんですが、涼しそう、という気持ちは大切な気がします。
住まいでも、室内環境の数値だけを見たら、窓を開けても涼しくなるとは限りません、というより、まあ、なかなかなりません。
エアコンを使わずに窓を開けよう、という推奨でもありません(最近こんなことばっかり書いてるな)。
(ちなみにバイクが置いてあるガレージは、閉め切ってるので40℃なんかすぐに超えてしまいます。こういうケースでは、窓を開けると利くよね、当たり前だけど)
涼しい、だけでなく、涼しそう、という感覚も、馬鹿にしちゃいけないような。
例えば窓の外の風景が、緑あふれる樹木なのか、向かいの家の真っ黒サイディングとエアコン室外機なのか。
これだけでも、涼しそう感は変わってくるし、照明だって(照明の熱ではなく)明るさが体感的な暑さを左右することもあります。
それはパッシブクーリングとも言えない、あくまで精神的なものが多いけど、人間は精神に左右される生き物だからな〜。
陽射しが入って暖かそうな家、というのは、写真にも撮りやすいけど、夏に涼しそうな家、って、意外と写真が少なかったりして。
建物の撮影って、緑が元気な時期にやることが多いから、そうすっと、陽射しが入って暖かな家の写真は撮りづらい。
夏に涼しそうな絵柄をどうやって撮るかなあ…いや元々の設計がそうなってないと、写真だけでは難しいよなあ…
とか考えながら、60℃超えのバイクのシート跨って、ホカホカの舗装道路の上を帰りました。

