自分のことばかりのメルマガがウザすぎるんですけど

2つの製品を買ったら、片方は寄り添うメール、片方は「買え買え」の猛爆撃。工務店のメルマガって、どっちだろう。どっちでもないかも。


先日、ほぼ同じタイミングで、2つの製品を購入しました。
どっちも、そのあと、eメールが送られてくるようになりました。

この2つの違い…すごいんだな。


どちらも住宅関係ではありません。
じゃあ参考にならないって? まあ、最後まで読んでみてください。

一つは、僕がちょっと不安に思いながら購入したものです。

その不安に寄り添うように、多分不安だろうな〜、ということに答えるような内容が、1日毎ぐらいに送られてきます。
状況が毎日変化するような事象なので、日々送っていただけることがありがたい…というか、これタダでいいのかな(モノは買ってるんですけどね)。

もう一つは、前からなんとなく気になっていたもので、なんか、値段が安かったので買ってみました。

そうしたらさあ。

1日1回どころじゃない。猛烈にeメールが届きます。
タイトルや見た目はちょっとずつ違うけど、内容は毎回、ほとんど同じ。

安いよ、買え!

いや、こっちも安さに惹かれたしさあ。一回買ったヤツはまた買うだろう、ってことなんだろうけどさあ。

昨日の午前中だけで3通届いてます。
ウザい。ウザすぎる。普通なら即ストップだけど、ブログネタに購読を続けてますが、ひきつづきウザい。


工務店さんもメルマガをやっているところ、結構あります。

上記の例と違って、バンバンお買い得情報を送る、みたいなものはあまりないだろうけど(不動産系だとあるかな?)、でも、じゃあ、ちゃんとお客さんの不安に寄り添えているか?

多分、無理だと思います。

ステップメールも多いですね。7日間、毎日違う内容が届くやつ。

しかし、相手がどういう人で、何を重視しているのか、そういうことがわからないままにeメールを送りつけるだけでは、文面はともかくとして、買え!と、あんまり変わらないのかもしれません。


いろんな工務店さんに「言いたいことと相手が知りたいことのバランスを考えよう」という話をしています。

そう言わないといけないぐらい、みんな、言いたいことを言うばかりだからです。

自社の強みとか想いとか、これは言いたいこと。

その手のが弱いところは家づくりで陥りがちな罠とかのネガティブ情報とか。これは言いたいことというよりは、お客さんが知りたいことを、という気持ちからかもしれないけど、裏を返せば、自社の強み的言いたいことがあんまりないから、一般情報でお茶を濁しているとも言える。

つまり、どっちも、お客さんの知りたいことに応えていないのです。

いや、厳密には、一般情報は何かの役にたつ可能性もあります。
でも、そのお客さんが、あなたの会社を検討しているなら、どうでしょう。

どこでも知れるようなことばかり並べている工務店。魅力に映るかな?


メルマガを購読してくれる、ということは、webサイトを見ているとか、SNSを眺めている、よりも、関心を持ってくれている、ということです。

なのに、一般情報とか、もう公開されている情報とかを垂れ流す…というか、撃ち続ける、ってのは、どうなんだろう。
その人を狙う狙撃じゃなくて、そこら辺に当たったらいいかな、という砲撃に見えちゃう。

メルマガの内容が何種類もあるわけでもないから、お客さんの一人一人に沿って送る、なんてのは、確かに難しいかもしれません。

だったら、メルマガの入り口側を絞ればいい。

なんとなく、自社メルマガです、なんて登録してもらっても、来るのが見学会の案内ばかり、って、どうかなあ?

でも、見学会の案内を送るメルマガです、だったら、それでもいいですよね。

同じように、まだ工務店が決められない貴方に、という入り口だったら、自社と他社の違い、自社のアピールを散々すればいい。

要するに、相手の立場にあったものを送らないとイカン、ということです。


仮にさあ、僕がメルマガやっていて、集客に悩む工務店社長が登録してくれたとします。
そしたら、こんな飯食った、こんな建築見てきた、というだけのメールしか届かなかったら…どうでしょう?

ああ、この人は自分のことを見てくれるわけじゃないんだな…って、思っちゃうのでは。
このブログがそうなってるのは…置いといて

工務店のメルマガは、集客用がほとんどですから、工務店選びのための情報を送る、というのは、まあ、間違ってはいないはずです。

でも、そこに送るべきは、「自慢的砲撃」じゃなくて、もしかして「貴方こんなことで迷っていませんか的狙撃」、ああ、自分に言ってくれてんだなコレ、というものであって欲しい。


集客用じゃないけれど、相手の状況とタイミングがわかっていて、そこに寄り添えるタイミングがありますよ。
それは引き渡し直後

引き渡し後のワクワクと、ありがちな小さなトラブル、ちょっとした不安。
そういうことを支えるメルマガ(LINEとかでもいいけど)こそ、地域工務店の強みが増すんじゃないかな〜。

ま、もちろん集客しなきゃ引き渡しもできないんだけど、既存客を大事にする姿勢こそが、結局は集客になるんじゃないかな〜。
僕も、そういうところで頑張る。