エヴァ電車を見てコラボレーションについて考えた


エヴァンゲリオンの
テレビシリーズは若かりしころ
全部観て

劇場版もAmazonPrimeVideoで
全部観たけれど

熱烈なファンとかオタクとかの
レベルではありません。
まあまあ好き、ぐらい。

シン・エヴァンゲリオン劇場版に
登場する「第3村」のモチーフになったのが
天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅。

駅舎とプラットフォームは
登録有形文化財です。
昭和15年竣工。

天浜線のことは前にフォントの話で
取り上げました。

フォントだって気にしてほしい
僕は決して鉄道マニアではないですが 駅とか線路とか電車とかを 眺めるのは大好きです。 本日登場するのは天竜浜名湖鉄道。 通称「天浜線」です。 ——– 地域をよくする工務店を 応援するネットワークの 佐塚です。 ——– 天浜戦は旧国鉄から 第...

この天竜二俣駅は
エヴァンゲリオンとのコラボレーションで
駅名が「第3村」に変わっています。

例のフォントによる
駅名看板もこの通り。

シニアカーはホームに放置して
電車に乗ってもいいルール(?)のようです。
シュールな絵だなあ…。

本日10日からは
ロンギヌスの槍が第3村に出現!
だそうです。
せっかくなら今日行けばよかった。

『エヴァンゲリオン』天竜二俣駅車両基地への【ロンギヌスの槍】の設置について
エヴァンゲリオン          ロンギヌスの槍が第3村に出現!!   プレスリリース:天竜二俣駅車両基地での『ロンギヌスの槍』お披露目について     ■公開日:2023年8月10日(木)から ■設置場所:天竜浜名湖鉄道 天竜二俣駅

と、普段のブログの読者を
全く置き去りにしてきましたが
ついてきてますか?

本日のテーマは、エヴァンゲリオン
ではなくて、「コラボレーション」です。

天浜線と言うローカル鉄道と
人気アニメのコラボレーション。

天竜二俣駅には売店があって
グッズも売られています。

劇場公開時は雑収入が前年比150%増
修繕費をクラウドファンディングで
実施するなどの効果をあげています。

この日もオタクっぽい人(俺じゃないぞ)が
カメラを構えてワクワクしていたし
Youtuberみたいな人もいたし
テレビの取材のような機材の人もいたし。

一過性かもしれませんが
注目されてお金も落としてもらえる
コラボレーションは悪くないかもしれません。

さて、工務店業にひるがえって考えてみると
工務店同士とか、工務店と設計事務所の
協業はよくみられます。

でも、ここから一歩進んで
別の事業者とコラボレーションするのが
地域にとって良い在り方だと考えています。

例えば、書店なんかは個人経営が
ほとんどなくなってしまっています。

一方で、私設図書館や
小規模なブックカフェなんかは
魅力あるところも生まれています。

本をベースに人を呼べる場所は
まだあるはずなんです。

そういう人が集まる魅力の空間を
自社のモデルハウスにしてしまえば
一石二鳥。

運営に人を当てずに
集客ができる。

もちろん、カフェ目当ての人は
家目当てではないでしょうけれど

モデルハウスと自社の存在を
地域に知らせる役割を
他者がお金を払ってやってくれる。

これがコラボレーションの
醍醐味じゃないでしょうか。

実際に、平日はモデルハウスの
キッチンをカフェとして貸し出して
うまく回している例もあります。

ちょっと前に書いたばかりだけど

「ブログの引越し」×「掛け算」=?
2023年2月から始めたブログを 引っ越しました。 これまでwordpress(ワードプレス)で 運用していたブログを wordpressでの運用に変更しました。 って、同じじゃないかって? wordpressとは何かというと ブログとかw...

僕の好みは書店×モデルハウス。

居心地のいい、素敵な書店が
実はモデルハウス…って
本好きにはたまらんです。

さて、プラットフォームも
有形文化財なのでご紹介。

左手には「ゆるキャン」なる
ラッピング電車が。

こっちは僕は全然わからないけど…
オタクの人は写真を撮りまくってました。

何が人を呼べるかわからないし
その人がお客にならなくても
お客につながる仕組みをつくるってことかな。