SNSは見た目が9割?なので、OGPをちゃんと設定しておこう

人は情報の80%を
視覚情報から得ている、と言います。

『人は見た目が9割』
なんて本もありましたね。

文字も写真も
視覚で見ることに違いはありませんが
「見た目」だと

写真はビジュアル的に
雰囲気を伝える能力が高くて

文字は知識や事実を伝えるには
いいけれど、ぱっと見で
伝える力は弱い。

ブロガーとしては
文字を読んでもらってナンボですが

文字を読んでもらうための
入り口として、ビジュアルが有効なのは
否めません。

さて、昨日(9月19日)
FacebookでシェアしたURLの画像が出ない
というトラブルがありました。

Facebookは
元々は、女子学生の顔を比べるという
まあまあゲスなサービスが母体です。

Facemashという、学生二人の顔が出てきて
どっちが「いいね!」か投票するサービス。

それがあれこれあって今に至ります。
映画『ソーシャル・ネットワーク』に
このへんの顛末が出てきます。

それだから、というわけじゃないですが
Facebookもビジュアルが伴わない投稿より
写真が入っている方が人気が出やすいです。

ところが、昨日はURLを貼り付けても
サムネイル画像が正しく
出なくなってしまっていました。

そこで困った人たちは
別途画像を貼り付けたりしていました。
(いいね!の数だけが目当てなら
この方が増えやすいけど)

僕は問題なかったので
表示されてない人はOGP(後述)の
設定ちゃんとしてないんだろ…

と思っていましたが

Facebook側の状況を見てみたら
サムネイルの画像取得に
失敗しているみたいでした。

正しい画像が出力されているのに
変なエラーがなおりません。
(これは僕のサイトではないところのエラーですが)

Facebook側のやらかしですね。

URLを貼り付けた時に表示される
サムネイルの画像とか
タイトルとかサイト名とかは
OGPという規格でやり取りされています。

OGPはFacebook(Meta)が
定めたものですが、今はFacebookだけでなく
LINEやX(Twitter)でも使われています。

OGPをちゃんと設定しておかないと
LINEなどでサイトのやり取りをしたときに
思わぬ画像が出てきたり
何も出てこなかったり
します。

工務店の皆さんはFacebookを
仕事の宣伝、というよりは
仲間との繋がりに使っている方が多く
あんまり重要視していないかもしれません。

でも、LINEでもうまくいかない
と聞くと穏やかでない…かな?

LINEでURLを送った時に
同表示されるかは
LINEが提供しているツールで調べられます。

PagePoker
A cache-deletion tool for deleting the LINE server side cache of your URL preview

「Clear Cache」にチェックを入れて
調べてみてくださいね。

こちらは昨日の
僕の投稿をチェックしたもの。
LINE OGPの状態

title、imageといった項目が
特に重要です。

元ネタがFacebookなので
そっちの話も。

Facebookでサムネイルがうまく出なかった場合は
シェアデバッガーから再取得できます。

シェアデバッガー - Meta for Developers

Facebookにログインした状態で上を開いて
URLを入力して「デバッグ」を押します。

シェアデバッガーの様子

こちらで重要なのは
og:title
og:image
og:description
あたり。

昨日はog:imageの読み込みで
トラブルが起きていたようです。

サムネイルがなんだか変だなと思ったら
「もう一度スクレイピング」というボタンを押すと
なおることが多いです。

毎回、サムネイルが思ったように出ない
という場合は、そもそもOGPが
正しく設定されていないかもしれません。

OGPの設定とか細かいことは
割と面倒くさいのでここでは割愛。
制作してくれた方に頼んでくださいね。
(僕に頼んでもいいよ!)