マイナポイント・こどもエコ住まい終了に振り回される。

マイナポイントの受付が
今月で終了。

一方、こどもエコすまい支援事業は
9月28日で予算いっぱい、すでに受付終了。

お金をばら撒いて誘導するという
ことに振り回されて…というお話です。

昨日、高齢の両親が二人で暮らす
実家に来てみたら

マイナンバーカードは持っているけど
マイナポイントは申請していないって…

9月24日の時点で1957万人が
未申請だそうですが、
ここにもいたのね。

さて、両親はポイントなんか
よくわかんないし、どっか行かなきゃ
いけないんでしょ?

というので、いや、今すぐできるよ
なんて話をしたら、急に
カネがもらえるのか!
と色めき立ってきた。

マイナポイントに比べたら
一般報道の扱いはほとんどないけれど
業界では「こどもエコすまい」の
打ち切りの方が関心があるでしょう。

予算いっぱいになったので
もう受け付けません。

昨日の人は
100万円もらえたけど
今日のあなたは
1円ももらえません。

このところ毎年この手の話があって
時に延長・増額(予算の先喰い?)
などもあるから余計にタチが悪い。

窓リノベの補助金では
今までないような需要があって
住まいの寒さが緩和されただろうから

これは政策誘導が成功して
社会的価値もあったかな。

一方で、こどもエコ住まい(特に新築)なんかは
それが新築する動機になるわけでも
なかろうに…
いわゆるバラマキに近いイメージ。

お国も
目先のカネで釣るのはやめて
その金をもっと社会的なことに
使ってよ!

工務店も単に「カネがもらえるよ」
と宣伝するのではなくて
社会的意義を考えていただきたい!

と偉そうに言いながら、僕は今日も
新たな補助金を探して省庁のwebを
うろうろするのです。

さて、両親のマイナンバーカード。

保険証をマイナカードに
紐付けたら、きっと後々トラブルに
なるだろうし

現金じゃなくてポイントをもらっても
使うことなく死蔵しそうだし

せっかくもらえるよと
持ち上げて期待させたけど
やめといたら?
と落としておいた。

こんな風に余ったマイナポイント予算
住宅に回してよ
(本末転倒)