空気集熱式ソーラーを冬モードに切り替える

少し前まで暑い暑いと言っていたのに
突然肌寒くなりました。

秋がなくなったったみたい
という話があちこちから
聞こえてきます。

住まいも人もそれにあわせて
しつらいを。
今日はそんなお話です。

浜松市の昨日、10月6日の
日最高気温は24.3℃
最低気温は16.4℃でした。

日照時間は11.1時間あったので
日差しは十分あったにも
かかわらず、今シーズン一番の低温です。

僕は割と寒さ耐性が強い方で
薄着がちなんですが
昨日は久しぶりに上着を着て
出かけました。

風が強かったのも影響していますね。
風が寒気を運んできたり
風そのもので体感温度が低くなったり。

ちょうど半年ほど前、4月に
家を夏モードに切り替える
というお話を書きました。

家を「夏モード」に切り替える
地域の一隅を照らす工務店を応援したい佐塚です。 浜松市はだいぶ暖かくなった と思えば朝晩は肌寒いことも あります。 外が肌寒い、という程度で 暖房をつけるほどでもない と思いきや、周囲を見ると 今も暖房している家もあります。 建物の断熱性能...

その時に、びおソーラーなどの
空気集熱式ソーラーの
夏・冬のモード切り替えの話に触れました。

今回は、その逆
夏モードから冬モードへの
切り替えです。

我が家は、びおソーラー誕生よりも
前に建てたので、OMソーラーを
採用しています。

↑こちらはその制御盤。
(20年以上前の機種です。今は絶版)

↑このスイッチを切り替えると
モードが夏から冬へ変わります。

↑これはソーラーと関係なく
照明のスイッチですが、トグルスイッチって
なんか憧れちゃうんだよな〜。余談でした。

その、夏冬切り替えのトグルスイッチを
バチン、と切り替えると
制御が冬用に切り替わります。

びおソーラーも同様に
夏冬の切り替えがありますが
操作はシンプルです。

↑現在は「主電源」の表示を
「びおソーラー」に変更しています。

なかなか、たくさんの
スイッチがあっても
使いこなせませんよね。

最近は、エアコンも
ソーラー機器も、季節に応じた
自動運転をしてくれるようになりました。

エアコンは自動運転のほうが
省エネだ、というのは
だいぶ知られるようになってきました。

室温を一定に保つ、という目的の場合は
人間があれこれ操作するより
機械に任せた方が確実だからです。

びおソーラーはスイッチが少ないけど
自動運転というわけではありません。

冬は、ただひたすら、集熱した空気を
室内に取り入れようとするだけです。

取り入れすぎて暖かくなりすぎることも
あるかもしれないし

お日様が出たり隠れたりで
十分に取り入れられないことも
あるかもしれない。

設備として考えると不全ですが
これがもし、窓から入る日差しだったら
自分で調整するのも当たり前でしょ?

そういう時には、住まい手が
暑ければ窓を開けて熱を逃したり
寒ければ一枚羽織ったり

そのぐらいのことは
楽しみながら工夫していけば
いいんじゃないかな。

もちろん、暑さ、寒さを
我慢する必要はないし
家の断熱性能は十分に確保して
無駄なエネルギーを使わないことは
大切です。

その上で
やっぱり寒い日はお日様の日差しが
とってもありがたいので

太陽熱をきちんと使える家を
作っていただきたいと
切に願います。