豊田市美術館のフランク・ロイド・ライト展に行ってきた

谷口吉生さんの設計による
豊田市美術館で

国内26年ぶりという
フランク・ロイド・ライト展が
開かれているので
行ってまいりました。

今後東京にも巡回しますが
豊田市美術館での観覧をお勧め
というお話です。

同行した女子大生とカフェでランチ
…なんて書いてても虚しくなるので
さっさと白状すると

妻(通信制大学在学中)です。
学生なので入場料も安い。

さあ行ってまいりましょう。

建築設計は
前述の通り美術館建築名手の
谷口吉生さん。

ランドスケープは
ピーター・ウォーカーさん。

さすがトヨタ市の公立美術館
リッチだなあ…

今回のライト展は
帝国ホテル二代目日本館
100周年記念とのこと。

豊田市美術館には
ライト縁の収蔵物も多く
それらはもちろん

ライト財団も協力しての
力が入ったものです。

一部の展示は撮影可能です。

↑若かりしライトと
リトル第二邸窓ガラス。
ガラスは豊田市美術館所蔵。

↑クーンリー・プレイハウス幼稚園の
窓ガラス。
こちらも豊田市美術館所蔵。

こんな風に実物展示を中心に
撮影可能なので
誤解されるかもしれませんが

ドローイング、スケッチも多く
また、ライトが影響を受けた
歌川広重の浮世絵も効果的に
展示されています。

(先に谷口吉生さん、って書いたんだから
ライトさんとか広重さんとか
敬称をつけるべきか…?)

↑帝国ホテル二代目日本館の
ピーコックチェアとテーブル。

↑ラーキンビルの
椅子付き事務机。
素敵。かっこいい。

↑アメリカ式システム工法住宅
僕の関心はこっち方向にも強い

↑ユーソニアンハウスの
内部原寸モデルなんかもあります。
椅子には座ってよし。

後述の常設展示も含めたら
3時間ぐらいは
観覧時間を見ておいた方がいいです。

僕はちょっと遅めに
到着したのであまりじっくり
見られませんでした。

これから行く方はぜひ
早めの到着を。

ライト展はこの後
パナソニック汐留美術館
青森県立美術館と
巡回します。

けれど、豊田市美術館での
観覧をお勧めしたい!

常設展示では
「ライトと並走する
ヨーロッパのデザイン」と称して

ミース、コルビュジェの
アームチェアなどの展示もあります。

さらに豊田市美術館敷地内には
同じく谷口吉生さんが手がけた
茶室「童子苑」があります。

こっちの方が好き…
って言ったらヤバいかな。

つくばいにヤマガラ。
木の実をくわえています。
鳥が来る庭がいいよね。

こちら、閉館時刻の到着で
中は見られず…
重ねて、早めに行くことを
お勧めします。

フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築 | 豊田市美術館
豊田市美術館の公式ホームページ。展覧会、関連プログラム、コレクション、刊行物、ミュージアムショップ、レストラン、茶室に関する案内のほか、団体申込み、市民ギャラリー、友の会などの情報を紹介。