メーカーもFCも販売店もお客さんから見れば同じ

ダイハツ工業の認証不正で
自動車の型式指定が取り消される
ことになりました。

↑写真はダイハツ工業webサイトから。
型式指定取り消しのグランマックス。

不正に良いも悪いも
ないかもしれませんが

エアバッグ作動にあたって
センサーではなくタイマーで
作動させる

という
特に悪質な不正行為で
取り消しとのことです。

ダイハツのことは
以前も書きましたが

大きな会社の構造的な不正は小さな会社なら起こらない?
大きな会社の構造的な不正は小さな会社なら起こらない、かも…という綺麗事のお話。

その後少し気になる出来事が
身の回りでありました。

親族がダイハツ車に乗っていて
どうなるのかな〜なんて
心配していたところ

不正発覚後しばらくして
販売会社から手紙が届きました。

見せてもらって
なんだかな…という感想。

その手紙は紙が2枚。
一枚は、販売会社からの現状報告とお詫び。

もう一枚は国土交通省の
不正に関する発表のPDFそのまんま↓

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001713326.pdf

販売会社からのお手紙では
ダイハツ工業を「メーカー」と呼び

メーカーが不正をし
第三者委員会やら
第三者認証機関が云々

そして国土交通省のお達し。

販売会社としては
お詫びが一行書いてありましたが
なんだか

俺たちのせいじゃないもんね
感が漂う内容でした。

メーカーは「ダイハツ工業株式会社」
販売会社は「〇〇ダイハツ販売株式会社」
違う会社です。

ただ、どちらも「ダイハツ」
という名を冠していて
しかも販売会社はメーカーの
100%子会社です。

お客さんから見たら
一体に見えますよね。

俺たちのせいじゃない
(とは言っていませんが)
と受け止めてもらうのは
難しいだろうけど…

上の例では
資本関係がある
一体の企業体ですが

工務店がフランチャイズに入って
そのフランチャイズの
名前で商売をすることもありますね。

僕の経験は
フランチャイズチェン(FC)ではなく
ボランタリーチェーン(VC)での話ですが

名板貸しの責任について
揉めたことがありました。

名板貸し契約と
FC契約は別物です。

VCの場合は少しその辺りが
曖昧な気もします。

とはいえ契約上どうなっていようが
お客さんは一体として見てくるわけで
その時に本部側は責任を
とってくれるとは限りません。

厳しいようだけど
自社の看板に責任を持って
自分の責任の範囲できっちり
仕事をしていく。

大変だけど、そういうところを
応援しています。