サービス=無料、はいい加減にやめよう

昨日「おいしい建築研究所」の
お誘いを書きました。

「おいしい建築研究所」準備会のお誘い
見た目が綺麗で栄養価も高い、だけどマズい。そんな料理じゃなくて、やっぱりおいしい料理が食べたい! では、家だったらどうだろう? なんてことをみんなで考える会のお話。

もしかして勘違いする人が
いたら困るので説明すると
いないと思うけど…

食べられる建材を使うとか
本当に家を味わうとか
いつも食べ物に例えて活動する
わけじゃないですよ! 比喩です!

なんてこと書かなくても
わかっていただけるだろうけど

やれ、ハンバーグの話だとか
そして今日のネタが
また食い物なので、念の為。

僕は一人で地元にいるときは
ほとんど外食しませんが

どうしてもとんかつが
食べたくなってしまい
ご近所のとんかつ屋さんへ

とんかつは大変美味しく
いただけて満足です。

僕はキャベツが大好きなので
さっさと平らげて

1回おかわりしました。
無料。

キャベツだってタダじゃないのにね。

おかわりしておいてなんだけど
この「無料サービス」とか
「おまけ」とかって
なんだかモヤモヤします。

とんかつ屋はキャベツの
おかわり無料があたりまえ
みたいになっちゃっていますが

結局、そのコストは売り物の
価格に含まれているわけなので
真の意味で無料ではないんですよね。

別に、無料のキャベツが目当てで
行っているわけではないので
なくてもいいんだけど…

といいながら、サービスを受けてしまう。

住宅も「サービス」という名目で
設備をグレードアップしたり
おまけをつけたりという

実質的な値引きをする(させられる)
場合もあるけれど

「サービス」というのは
商品や役務を提供する
ということなので

本来
サービスしたら対価を
いただかないといけない。

おまけ商法的に
設備をプレゼントだとか
太陽光発電をあげるだとか
車まであげちゃう工務店もあるけど

そんなことするよりも
適正な価格で売っています
という方が
ずっと真摯な姿勢に見えるはず。

おまけにひかれてくる人は
そういうお客さんでしか
ないですよ。

とはいえ、そもそも
価格がいくらぐらいかをwebに
明記している工務店はごくわずか

価格(表示)問題は今後の
大きなテーマの一つじゃないかなあ。

(そうそう、webのメンテナンスが行き届いていない
工務店さんは、何年も前の坪単価が
書いてあったりするから要注意!)