ワールドトリガー・少年漫画の皮を被った組織論

ゴールデンウィークは
仕事を休んでどこかに出掛けて
リフレッシュする人や

ここぞとばかりに
普段できない仕事をこなす人

僕はどっちでもなく

いつもとおんなじように
料理をして

油淋鶏用の鶏を揚げているところ
(油淋鶏。唐揚げじゃなくて蒸した後に素揚げ、が王道らしい)

いつもよりちょっと多めに
酒を飲み

よなよなエール
(よなよなエールを置いているお店があって嬉しい)

いつもとおんなじように
ブログを書いて

…と言いたいところですが

やっぱり周りが休みになると
ちょっとネタに困ります

そして連休中は
アクセスも減るので
モチベーションも下がります

そんな連休中でも見てくれる
大切なあなた

今日は巻き込み事故にでも
あったと思って

僕のおすすめ漫画の話を
聞いてってください

このゴールデンウイークの
一番のイベントはなんといっても
『ワールドトリガー』27巻の発売
(5/2発売)

ワールドトリガー27巻
(僕は電子版、帰省中の娘が紙を買ってきた)

一見、ただの少年向け
SFバトル漫画ですが

組織でビジネスをしていくうえで
欠かせない要素がたくさん
なのです

バトル漫画、といえばバトル漫画ですが
超能力とかで戦うものではなく
(部分的に超能力っぽいものも出ますが)

組織の中で
チームを組んで
決められた装備品を用いて戦う

主人公格は4人いて
そのうちの1人は
そのバトルがとても弱く
集団の中でもかなり下の方

要するに凡人
そう、僕やあなたや
あなたの会社の人たちと同じように

通常のジャンプ漫画なら
偉大な父親の血筋で突然覚醒して
強大な力を手に入れたりしますが

この作品ではそういう
都合のいいことは起こらない

ワールドトリガー14巻収録・122話から
(14巻収録・122話から)

↑こんな感じで先達に助言を求め
跳ね返されたりしながら
工夫を繰り返す

かっこいい、一発逆転のような
話なんかどこにもない
のです

もう一人の主人公は
父親からある程度のことを
受け継いではいるのですが

ワールドトリガー 3巻収録・18話から
(3巻収録・18話から)

↑こうやって鍛えられてきたからこそ
その強さが発揮できる

ちなみに、「その3」は
親の言うことが正しいと思うな

練習試合的なものがあって
それを解説してくれる人もいるんだけど

ワールドトリガー 12巻収録・99話から

(12巻収録・99話から)

気持ちの強さは関係ないでしょ
勝負を決めるのは戦力・戦術
あとは運だ

と、なんか気合いで頑張っている人に
冷や水を浴びせるようなセリフもあるけど

↓そのあとはこんな感じ

ワールドトリガー 12巻収録・99話から その2

(12巻収録・99話から)

気合いだ気合いだ
というだけでは通じない部下
にも
これなら届くか?

さて、最新の27巻からは
人間関係の悪い
先輩と後輩のやりとり

ワールドトリガー 27巻収録・234話から

なかなか先輩に

相手の気持ちを考えてないんだよ
言葉足りてないし
無表情だし

とは言えませんよね

それを思い切って言ってみたところ

そういうことを考えてたんなら
なんでその場で言わなかった?

と切り返されて

注文通り言葉を尽くして
表情も乗せて
客観的意見を返される↓

ワールドトリガー 27巻収録・234話から その2

(27巻収録・234話から)

「誰かなんとかしろ」みたいな目で
チラチラ見ることしかできないようなやつ

これを、どう立て直していくのかは
読んでのお楽しみ。

もちろん、これを読んだだけで
皆さんの会社運営が飛躍的に
上手になったりはしませんが

自分たちの組織に足りない何かが
見つかる!

かもしれない

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