本日は夏至なり
夏至や冬至のたびに
書いている気もするけど
よく工務店が
「パッシブデザインです!」
などと言って使う
この手の絵
正午の入射角としては
嘘じゃないけど
そこだけ強調してもねえ…
こちらは過去記事。
冬至の話だけど
言いたいことは夏至も大体同じ。
太陽が一番長く出ていても
一番暑い日にはならない。
気温に色濃く反映されるのは
地面や海に熱が溜まった
7月、8月ごろだし
(蓄熱)
この時期は雨で日射が
地面に届かないことも多い。
(日射遮蔽)
近年の室内環境づくりは
断熱+エアコンのこと「だけ」
しか気にしていない
そんなケースも見受けますけど
夏はやっぱり
いかに室内に熱を入れないか
(屋根の断熱、通気、開口部の日射遮蔽)
だからといって
小さな窓にしてバンザイ!
なんてのもおかしいよなあ。
と、常々思っているわけです。
僕が思っているだけだと
何も起きませんが
昨日はこんな勉強会がありました。
松原さんの「サンシャイン・ラボ」
(まもなくwebサイト公開予定)
にて
入政建築の皆さんが集まって
カメプラン・大出さんによる
オンラインの性能コンサルティング。
大出さんの
「オフグリッドな我が家」は
日経アーキテクチュアにも
掲載されて、目にした人も多いはず。
日経クロステックにも出てます。
そこに訪問してきた
入政建築・新野さんが
ぜひ大出さんに学びたいということで
今回の会の運びとなりました。
と、訳知り顔で書いてますが
僕は「なんでいんの?」
と言われながら
「通りすがりです」と強弁して
図々しく参加
単に断熱強化しよう
みたいな話だったら
チャチャを入れちゃおうかな〜
なんて思っていましたが
それは杞憂で
入政建築さんが求める
太陽熱利用と断熱仕様を
どんな風に定めていくか
そんな話や
断熱のコストパフォーマンス
工務店らしい開口部の作り方
などなど
この話のベースには
松原さんが続けてきた
新野さんの自邸の
温熱測定のデータがあって
↑そのデータを見ながら
検討するの図
家は建てた後
どういう風になっているのかを
確認しておくことも
大事だな〜と改めて思う次第
みなさん、お邪魔させてもらって
ありがとうございました!
…で、やっぱりこういうことに
それはさておき
大出さんの「オフグリッドな我が家」は
この6月に初めてのプロ向け見学会も
実施とのこと。詳しくは↓