お上のいうことを聞かない自由

相変わらず米が売っていませんね

僕はお米屋さんに
まとめて買った分を
ストックしていただいているから
いいけれど

ストック分がなくなったら
どうなっちゃうのかな

ちょっと米をけちろうかと
麦を混ぜてみたり

やはり麦でできている
ラーメンを食べたり

あ、これも
麦でできた飲み物だ!

実は家計消費で見ると
米よりパンの支出の方が
今や多い

これは政府の減反政策の影響なのか
輸入小麦を買わされているからなのか

小麦の輸入は民間じゃなくて
政府がやってるんですよね〜

今年の米不足は
暑さとかカメムシとか
流通の問題とか

色々あったようですが
あるところにはある
ということを考えると
政治・経済の問題なのかな〜?
(政府備蓄米も出てこないしね)

かつてコロナ禍では
ウッドショックなるものが
住宅事業者を苦しめましたが

主に苦しんだのは

外材を
必要な時だけスポットで買う

という工務店

地元の材を
コンスタントに調達していた
工務店は
そんなに困らなかったわけです。

とはいえ
ほとんどの工務店は
一定数の木材を契約で購入
なんてことはしていないので

あくまで
お得意様を優遇してくれた
ということに過ぎない

でも、これがとっても
大事なことですね。

外材がないなら国産材を使えばいいじゃない


(『ベルサイユのばら』フェアベルコミックス版8巻から)

とはマリーアントワネットは
言わなかったけど
(有名な「パンがないなら〜」も、彼女は言ってないらしいですね)

行政はそんな程度の対応だった。

米不足もウッドショックも
不可抗力があるとはいえ

行政の不作為も大いにあるよな〜

来年から
断熱義務化が始まります。

誤解を恐れずにいうと
これも行政の不作為の結果

ずーっと低レベルの
断熱基準を野放しにしてきて
ようやっとの義務化

しかし
これを遅過ぎた不作為と
言いたいのではなくて

基準を満たさない建物が
建てられない(極めて建てにくい)
ことが問題だと感じています。

いい例ではないかもしれないけど
かつてアメリカで
オバマケア(国民皆保険に近いやつ)
が成立した際

保険に入らない自由を認めろ

という反対運動が起こりました。

なかなか日本では
こういう思考になりにくいけど

その選択をしない自由

というのは
大いに尊重されるべきだな〜

お上のいうこと聞いてます!
というところより
ずっと魅力的!

あんまり優等生工務店じゃ
なくってもいいんじゃないかな。